今日は会社のファミリーデイでした。我が家は妻の体調が悪かったので、私と子供達2人で参加してきました。
ファミリーデイは今のオフィスに移転してから毎年開催しているので、今回で4回目(のはず)です。セミナールームが子供達の遊び場になったり、社内スタンプラリーがあったり、社員食堂でご飯食べ放題飲み放題だったり、毎回ちょっとずつ内容を変えながら開催しています。
毎年参加していて印象的だなあと思うのは、
【両親や祖父母を連れてきている人が多いこと】です。
正確に数えたわけではありませんし、他社の同様のイベントを見たことがあるわけでもないのであくまで私の感覚的なものですが、周りを見回すと結構いらっしゃっています。
私も一度、父と兄を連れて参加しました。その時に父から、
【ちゃんとしたとこで働いてるんだなと思って安心した】と言われました。
新卒で入社して10年、それまでにも会社や仕事の話をすることがあったので、父のこの発言は私にとって「何を今更!?」と感じるものだったのです。
でも改めて今回のファミリーデイで自分の両親や祖父母を連れて参加している人たちのことを見ていて、
【子供や孫がどんなところで働いているのか気になるものなんだな】と思いました。
うちの長男は私が通っていた小学校に行っているので、どんな学校生活をしているのか、場の雰囲気は想像ができるため、どんなところなのか気になることはほとんどありません。仮に別の小学校だったらどんなところなのか気になるだろうと思います。
就職活動のエピソードとして、「ベンチャーに行くのを親から反対された」「複数社の中から選ぶときに名の知れたところを薦められた」こんな話を聞くことがあります。これって安定志向とも取れますが、
【どんなところなのか気になるから、どんなところなのか想像がつきやすいところに行かせたくなる】ってことなのかなと思いました。
例えば自分が働いた業界、仕事、会社とのギャップが大きければ大きいほど、想像が難しくなります。しかし、大手企業など名前の露出している知名度の高い会社の場合、「実際にはどうか分からないけど、あの会社ってたぶんこんな感じなんだろうなあ・・・」と想像がしやすいんでしょうね。でも実際に見たことがなくてそこに確証はないから、どんなところなのかと言う話題にせず、安定志向というわかりやすい話題で誤魔化そうとしていたのかなあと。
どんなことをやるのかよく分からなくても、どんなところ(どんな人もあるかな)がわかって安心(納得?理解?)できれば良いのだとすると、
【行きたいところに行くことを止められている就職活動中の学生の皆さんは、とりあえず会社に連れてっちゃえ!】
会社としては、
【ここで働くことを家族から応援してもらえる会社】でいることが大事になるのかもなあと。
素敵な明日を