泳ぐオダジン放送局

日々フラフラっと回遊しながら気づいたことをラジオでフリートークするようにお届けします。ラジオ好き、少年ジャンプ好き、ハンバーガー好き、ヒトが好き。※本ブログの内容は、私個人の考えです。所属する組織・団体とは関係ありません

英語苦手・勉強不要と思っていた私に英語を勉強する内発的動機が生まれた理由。

先日は英語を学ぶ目的と目標を書いてみました。今日はどうしてそんな目的が生まれてきたのかについて書いてみます。

私は35歳にして初めて、英語を学ぶ内発的な動機が生まれました。

きっかけとなったのは2週間くらいの間に起きた以下の出来事です。

  1. 新人研修で前に立って話した人が笑われた事件
  2. クリスチアーノロナウドの「何故笑うのか?彼のポルトガル語は上手だよ」発言
  3. 世界中を旅する美容師JUNさんの「これに気づいてない日本人は永遠に英語を話せるようにはならない」ブログ記事
  4. 旅人美容師JUNさんの旅の様子をブログで読んでいて浮かんできた「自分が世界一周するとしたら、現地の人に何が出来るだろう?」と言う自問自答
  5. 私に出来ることは「話すこと」だと気づいたこ
  6. よしっ、英語で話せるようになろう

ざっくりこんな感じです。


1〜3は自分の感じていたこと考えていたことがビシーっと繋がった感じです。

1は人前で話すのが苦手な新人が日直担当として全員の前で連絡事項を伝えるときに何度か噛んでしまったところ、クスクスっと笑いが起きたんです。もちろん笑わそうとしていたわけではありません。その新人は人前で喋るのが苦手だから克服したい!と思っていたのに、緊張で上がってしまい噛んでしまったわけです。後ろで見ていた私は「一生懸命やってることを笑うな!」と思ったわけです。タイミングとして全体にその話が出来なかったのが悔やまれますが、笑われてしまった新人にはすぐにフォローに入りました。ちなみにこの新人はその後、毎日スピーチの練習を続け、最終日には自ら全員の前に立って自分の思いを話してくれました。

2はFacebookでシェアされていたこの記事を読んだことです。
http://feely.jp/20365/

報道陣の前でカタコトのポルトガル語で質問する子供の様子を見ていた人たちから笑いが起きたことに対して、クリスチアーノロナウドさんが「何故笑うのか?彼のポルトガル語は通じてる」のようなことを発言されたそうです。YouTubeに動画もありました。
これを読んだときに、1のケースと関連付けてみると、外国語も日本語も同じだなと思いました。誰しも笑われたくないですし、一生懸命やったことを笑われたら嫌になってしまいます。私も無意識的に笑ってしまうときがありますが、それが相手にとって嘲笑と受け取られないように気をつけようと改めて思わされました。

3もFacebookでシェアされていたこのブログをたまたま読みました。
http://junkuwabara0614.blog.fc2.com/blog-entry-436.html

2のクリスチアーノ・ロナウドの対応を受けて、日本人が話してるときに笑ってしまうことについてこんな風に書いていました。

「笑いが起きる理由は関係なく、笑ってしまうことそのものが【笑われたら恥ずかしい=喋りたくなくなる雰囲気】を作ってしまっている。それを無意識に意識してる。」
※ぜひリンク先の原文を読んでください。

これを読んで、笑うことそのものを止めようと思ったのはもちろん、以下の2点について自分の中で気付きました。

  • この喋りたくなくなる雰囲気については英語など外国語を話す場面だけでなく、1のように日本語で喋るケースでも全く同じことが言えるなと。笑われる意外にも貶されるとか、否定されるとか、そういう状況も入ってくると思います。自分が講師やファシリテーターを担当するときに【喋りたくなくなる雰囲気】を作らないように、むしろ【喋りたくなる雰囲気】を作れるようにしていきます。
  • 英語が苦手とか出来ない理由がどこにあったのかがわかりました。喋るのが好きな私も、人前、やはり日本人が周りにいる状況で英語を使って話すことには恥ずかしさや抵抗感がありました。(以前英語で電話をかけないといけない状況で、踏みきれなくて1ヶ月近く先延ばしにしてしまったことがあります。。)でも読み書きだけじゃなく、喋らなきゃ英語は出来るようにならないですよね。そして、喋るのが好きな私にとって、喋りたくならない言葉に苦手意識を持つのは当然だったなと。これを機に英語を声に出してみようと思えるようになりました。


4はいよいよ英語を学ぶ目的が生まれるところです。3の件があり、とても共感した私は旅人美容師JUNさんのブログを最初から読み始めました。旅の前から始まり、旅先での毎日を読むにつれ、ふとあることばかり考え始めている自分に気がつきました。

  • JUNさん=世界中を回って髪を切る
  • 私=世界中を回って「???」する

さすがに私も既に35歳で家庭もある身なので「JUNさんに影響を受けて自分も海外放浪してくるぜ!」と言う短絡的な思考ではなくなっていました。笑

JUNさんのスゴイところは、世界中どこに行っても髪を切ってることにあると思うんです。手に職(しかも世界中どこでも通じる)があって、人と交流ができる。いやもうこれは本当に「美容師最強説」を唱えたいくらい。笑   まあ今から美容師も二番煎じなので(←大事なのはそこか?笑)、サラリーマンで企業の人材育成担当の自分だったら世界中を回って何をしようかな?何ができるかな?って考えが頭の中を何周もグルグルしました。

5についてはどうしてそうなったか詳しく覚えていないのですが、いろいろ今できることを洗い出して、それをそぎ落とした結果「話すこと」が残った感じです。この時点では何を話すか、誰と話すか、については深く考えていませんでしたが、とにかく「思ってることや自分の経験を話してみたい」「海外の人がどんな風に考えているのか聞いてみたい」という「話す欲求」が生まれました。

で、6の「よしっ英語やろう」ってな具合に固まりました。


で、ちょっと勉強を始めて、そういう話を少しずつ周りにしてみながら、自分でもいろいろと考えてみた結果、先日書いたような目的と目標を思いつきました。

かなり長くなってしまいましたが、内発的動機が生まれたきっかけはこんな流れでした。


私が大切にしているSerendiptyとPlanned happen stanceを感じました。それについてはまた今度。


長文お付き合いいただきありがとうございます。

今日はこの辺で、また明日。