泳ぐオダジン放送局

日々フラフラっと回遊しながら気づいたことをラジオでフリートークするようにお届けします。ラジオ好き、少年ジャンプ好き、ハンバーガー好き、ヒトが好き。※本ブログの内容は、私個人の考えです。所属する組織・団体とは関係ありません

集合住宅の非常警報について知っておいて良かったこと

今日は自宅マンションで起きた非常ベル鳴動について書きます。集合住宅に住んでる方はご自宅の非常警報システムについて知っておいた方が良いですよ!

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非常ベルが鳴ってるから起きて!

22:00頃に妻に起こされました。耳をすますとジリジリジリと鳴っているのが薄っすら聞こえてきます。子供たちはグッスリ寝入っていて私も起こされなければ気づきませんでした。まずここで最初のポイントは、非常ベルは起こされないと気づかないくらいの音量だと言うことです。もしかすると管理室から戸内の装置を鳴動させる機能があるかもしれませんが、少なくとも自宅マンションの第一報は戸内で鳴りませんでした。

警備会社が来るまでは住民が動かないと何もわからない

自宅マンションの管理員さんは平日の日中帯しかいないので、今回非常ベルが鳴動した時間帯は不在でした。このような状況で音に気づいて廊下に住民が出てきても「なぜ非常ベルが鳴動しているのか?」「どこが発信元なのか?」誰にもわかりません。住民同士で声をかけあわないと状況把握することができませんが、普段声をかけあうことなどほとんどないため、みんなでキョロキョロ辺りを見回すだけでした。そんな中、管理室方面にダッシュしていく人が!

警報装置の設置場所(管理室)は鳴動すると自動開錠される

全ての集合住宅の管理室がそうなのかはわかりませんが、自宅マンションでは非常警報装置が作動したことで管理室の扉の鍵が開きました。ダッシュで駆け込んだ人の後を追いかけて行って知りました。後で聞いたところダッシュさんは警備関係の仕事をされているそうで、そういう仕組みを知っていたそうです。

警報装置の操作盤には発信元が表示される

これもダッシュさんと一緒に確認して知ったのですが、「どこの部屋の警報装置からの発信なのか、どこの非常ベルが押されたのか」操作盤に表示されます。この段階で初めて場所の特定ができました。今回はある部屋の報知器であることがわかり、ダッシュさんが再びダッシュしていきました。もうホント、この人ナチュラルヒーローでした。私は管理室にやってくる人たちに状況説明してました。

現地確認で誤報とわかるも止まらない非常ベル

ダッシュさんの確認で報知器の誤作動だったことがわかり、操作盤で鳴動停止ボタンを押すものの、しばらくすると非常ベルがまた鳴り出します。「ちょっとこの操作盤は触ったことないな」と呟いてすかさず警備会社に電話で確認するダッシュさん、もう手慣れ過ぎてて惚れました。その間に私は、廊下に顔を出してる住民の皆さんに向かって火事は発生してないこと、非常ベルはまだ止められていないので、しばらく鳴ることを大声で伝えました。(アナログな情報共有得意)

非常ベルに驚いて非常ベルを押す人が世の中には結構いる

管理室で唸るダッシュさん、なぜ止まらないのか?と頭を捻りながら、私ともう1人のネルシャツさんで操作盤をよく見てみると、「○階○側廊下」のところに赤い光が!3人で「これだ!」と顔を見合わせて、私とネルシャツさんで記載の場所へ向かいました。ネルシャツさんも警備関係の仕事をされているらしく、「いるんだよね〜、驚いてベル押しちゃう人。あれベルのとこで復帰しないと止まらないんだよね〜。」と。私にとっては、えっ?既に鳴ってるのに押すとか意味わかんね!って思ったんですけどね、日常のことのように呟かれていたネルシャツさんイブシ銀すぎる。

非常ベルを復帰するにはパカっと開けて突起を引っ張る

現地確認したところ赤く光っていた箇所の非常ベルは既に復帰された状態でした。誰がやったのかわかりませんでしたが、とりあえず管理室に戻ると、ダッシュさんから別の箇所が赤く光っていると!すぐさま急行するネルシャツさんと私、今度こそ!と現着すると、非常ベルのボタンが凹んでいました。ネルシャツさんがササッと復帰処理をしてくれました。最近はボタン部分が割れずに凹む仕様のベルが増えているそうです。ネルシャツさん曰く割れるやつは割れたところを戻すのに結構なコストがかかるそうです。警備関係者のあるあるめっちゃためになる。

全部対処したことで警報装置の解除が完了

警報装置の操作盤から赤い光が消えたところで、ダッシュさんが解除ボタンを押すと・・・見事に警報装置が正常な状態に戻りました。ダッシュさんとネルシャツさんとボーダーシャツさんと私の4人で、安堵のガッツポーズが自然と出ました。笑  (この後で管理室のドアを閉めると自動ロックがかかるので注意!)

警備会社と組合理事との連携は忘れずに

ダッシュさんと発信元の住民の方が警備会社が到着するのを待ってくれて対応報告してくださるとのことで、私はネルシャツさんとボーダーシャツさんと自宅に戻りました。管理室を開けたり入ったりした場合は組合理事との連携が必要です(おそらく管理会社とも)。警報装置の操作盤を触ることについては警備会社との連携が必要です。くれぐれもこの記事内容を元に単独で判断して行動しないようにお願いします。そのような行動を取った結果、何か問題が起きても当ブログは責任を負いません。仕組みも装置も運用ルールも集合住宅によって違いがあるはずですので、まずはご自宅の状況を確認して見てください。

大惨事を防ぐためには

もし、本当に火事だった場合、一瞬の判断の遅れで命に関わる可能性があります。私が今回思ったのはこの2点です。

  • 非常警報装置の仕組みを知っておく必要があること
  • どれだけ仕組みがあっても住民同士の協力関係は必要

今回はダッシュさんとネルシャツさんのおかげで非常に勉強になりました。こういうことは住民向けに研修すべきですね。管理会社に提案してみようかなと。

 

素敵な明日を