泳ぐオダジン放送局

日々フラフラっと回遊しながら気づいたことをラジオでフリートークするようにお届けします。ラジオ好き、少年ジャンプ好き、ハンバーガー好き、ヒトが好き。※本ブログの内容は、私個人の考えです。所属する組織・団体とは関係ありません

オンライン参加できるイベントを増やして距離を超えよう

今日は姫路で開催された「シラベリスト 〜調べる力〜」に東京からオンライン(zoom会議)で参加しました。ワークショップやセミナーを企画運営する人がオンライン参加を考えるときに参考になりそうなことを書いてみます。※調べる力についてはまた別途

オンライン参加が企画段階で除外される理由

一言で言うと「やったことないから」なんだと思います。やったことがなければそもそも企画に含まれるわけがありません。おそらくオンライン参加可能なイベントはまだまだ数が少なく、体験したことがある人の数も圧倒的に少ないんだと思います。そう言う意味では「参加したことないから」も当てはまります。

そう、つまりは「まずやってみる」「まず参加してみる」しか解消していく手立てはありません。

トラブルに対する不安

イベントには不測の事態は付き物です。企画運営者として自分が会場にいる状況であれば不測の事態にその場で対処できますが、オンラインで参加してる別会場で何かあってもリアルな目の前ではないので「オンライン参加してる人もしくはオンライン参加してる会場に何かあっても対処できるか?」と不安を感じます。

環境面では「ネットワークトラブルが起きないか?」「ツールが上手く動くか?」のような不安があります。ここは事前の検証やバックアッププランを用意することでカバーできる部分もありますが「本当に多人数が同時接続できるのか?」については検証できずに本番一発勝負になりがちなので一番の不安要素になります。

そう、つまりは「まずやってみる」「まず参加してみる」しか解消していく手立てはありません。二度目

ツールとアカウントをどうするか

オンライン参加してもらうには何かしらのツールが必要です。(Skype, hangouts, zoom, 他にも最近はSNS系の配信アプリも多い)  これらのうち「どのツールを使うか?」決める必要があります。ライブ配信だけなのか、双方向性をもたせるのかなどによっても選ぶツールが変わってきます。

どんな用途で使うのかはもちろんですが、ツール選びで大きなポイントになるのは、「各参加者にツール専用のアカウントが必要なのか?」です。イベント参加のためにわざわざ新規アカウントを作成するのは参加者側にとって手間です。アカウントを持っているけどプライベート用なのでイベントで公開したくないという人もいます。この点について「zoomは参加者側にアカウント不要」な点が素晴らしいところです。(運営側には必要) 

「アプリのインストールを必要とするか?」これは会社から参加したい人にとってよくありがちな問題として、会社貸与デバイスにアプリを自由にインストールできないから参加できない事態になります。個人デバイスにインストールして使えば問題ないわけですが、このあたりのデバイスの使い分けは人により感覚の差があると感じます。

そう、つまりは「まずやってみる」「まず参加してみる」しか見極めていく手立てはありません。三度目

iPad Proのスゴさを実感した

今回東京会場でiPad Proを使って、姫路会場のメンバとzoomでワールドカフェを行いました。zoomでのワールドカフェは初体験だったのですが、iPad Proのスゴさを実感できました。

zoomのホワイトボード機能を使って発言をどんどん書いていくのですが、模造紙と遜色なく自在に書けてしまいました。スタート時は姫路会場からもタブレット端末に手書きで書いていたのですが、iPad Proでペンを使って書くのと比べると雑になってしまうので、気づけば東京でペンを持っていた人が板書役になっていました。

どこかのタイミングで全員がiPad Proでペンを持った状態でzoomワールドカフェをやってみたなと思いました。そして私もiPad Proが欲しくなりました。そう、買わなければ始まりません。w

全員同じ体験ができないとダメと言う思い込み

私自身、つい先日から社内研修にオンライン参加を受け入れ始めているのですが、きっかけは受講者のこんな声でした。

「グループワークできなくても良いから参加したい」

自分が実施してる研修をこれまでオンライン参加NGにしていたのは、グループワークやワーク後の参加者同士の対話を主体とした研修だったからです。

「オンライン参加=聞くだけならOK、ワークや対話は厳しい」

ワークや対話が出来ないとなると、受講者が研修目標に到達することが難しくなるため、受講しても無駄になってしまうのではないか?と考えていました。グループワークや対話に参加できないこと、それにより研修目標の到達が難しいかもしれないことを理解してもらった上で実施した結果「そもそも機会を提供してもらえたことに感謝です」と反応をいただきました。

会場に足を運んで参加してくれる人、会場には来られないけどオンラインで参加してくれる人、別々にゴール設定してイベントを企画することは可能です。ツールや実施状況によってグループワークを実現できるものもあります。ツールもどんどん新しいのが出てくるし、その度に進化しているのでキャッチアップしていくのも大事です。

そう、つまりは「まずやってみる」「まず参加してみる」しか最適解を見つけ出していく手立てはありません。

距離が機会損失になる時代を終わりにしよう

これからはどんどんイベントにオンライン参加できるようにしていくことで、オンラインとオフラインの境界をなくしていけるのではないかと感じています。

手始めに11月のリフレクションナイトの定期開催で、初めてのオンライン参加を受け入れてみることにします。さて、うまくいくか、失敗するか、そこから何を学び取れるのか、やってみてのお楽しみということで。

 

素敵な明日を