この記事は7/24に投稿しています。
今日は中高生向けの授業をやってきました。
授業の企画や中身については置いておいて、今日は普段と違うことに取り組んで私が気づいた、「違いと同じ」について書いてみます。
ちなみに普段は企業内の研修担当です。
【受講者が社会人ではなく中高生】
この違いは当然意識すべき違いなのですが、今回はそこではなく、
【一緒に仕事する人の違い】
【仕事で扱う題材の違い】
この2つの違いから気づいたことを書いてみます。
「未知の領域に踏み込み、関わる人の専門性が高いと成長は加速する」
今回は自分のチームの人たちではなく、別の部の人(授業で扱うテーマの専門家)とチームを組んで授業内容を作りこみました。
そこから気づいたのは、「未知のことはその道の専門家と一緒にやると学習スピードが速くなる」です。なぜかと言うと、「追いつくのに必死になるから」です。笑
それと、アウトプットする機会があると学習効果は高まるわけですが、専門家に対してアウトプットすると、良質なフィードバックや追加のインプットが返ってきます。このフィードバックやインプットから学べることがメチャメチャ多いのです。
また今回は企画オーナーが社外の方々で、中高生向け授業を作る上でのポイントをたくさん指摘してくれました。私は普段の研修やワークショップのデザインをベースに「中高生向け」を自分なりに意識して作っていたのですが、「生徒たちはこんな反応出してきますよ」のようなポイントは「やってみないとわからないこと(聞けば確かにそうなるかもと思えること)」でした。そこから気づいたのは、「違うことを意識して変えるべきことと、違っても変える必要のないことがある」でした。自分の中に軸となるものを持っておいて、軸を基準にしてアレンジしていくと自分のスキルの軸が太くなっていく感じです。
仕事も普段の生活もある程度積み重ねてくると、自分が知ってることや、いつものやり方で「なんとかなる」ことが多くなります。いつも通りじゃどうにもならない状況を意図的に作れることは大切です。同時に「いつもと違う状況でも、同じようにやれば大丈夫だ」と思える状況に気づくことも未知の領域に踏み込む上では必要なのかなと思います。
もうひとつ大切なのは、「違いを認めて受け入れること」だと思います。自分の意見や考え・やり方に固執し過ぎないようにしないと成長のチャンスを失ってしまうかもしれません。もちろん違いを受け入れる前には、「違いについて意見を交わして、理解・納得すること」が必要です。このプロセスなく、ただ相手の言うがままになっているのも成長のチャンスを失ってしまいます。
と、ここまで書いてみて思うのは、
「自分どんだけ成長できたの?」
・・・。フィードバックもらわないとだ。
素敵な明日を