今日から二泊三日で北海道夕張市に来ています。
ミテモ株式会社が企画した、官民共創地域課題解決型ワークショップに参加するためです。以前に練馬区で行った共創JAM Sessionにも参加しましたが、今回は北海道しかも財政破綻して再生中の夕張市を舞台に行うということで、とても楽しみにやってきました。
行きの飛行機で市長の鈴木直道さんの本を読んでいたら、感極まって涙が出てきました。鈴木さんの思いだけでなく、夕張市民の強い思いを感じました。普通に考えたら財政破綻した街に居続ける理由なんてないんじゃないか?と当事者ではない人は思うはずです。実際に財政破綻後に人口が減り、市の職員の数も減ってしまったそうですが、それでもなお、夕張市で働きたい!夕張市に残りたい!と思っている市民の皆さんの思いに触れてみたいと思ってきました。
今日は前夜祭として、明日からプログラムに参加する夕張市職員の皆さんと、民間企業からの参加者の懇親会でした。事前に夕張市職員の皆さんが考えてきてくれた、課題3つについて概要を説明してくれました。
1. 働く場づくり
2. コミュニティづくり
3. 子育て支援
一通り聞いたところで、夕張市で働く思いについて一言ずつ話していただきました。思いはそれぞれにいろいろありましたが、共通していたのは、「ここにいることを自ら選択していること」「財政破綻と言う状況の中でも市民のために何かを提供しようとしていること」にあるかなと感じました。
先日のハンター先生のセルフマネジメントの講座の中で、こんな説明がありました。
【コンフォートゾーン(居心地が良いところ)にいると、人の精神は死んでしまう】
東京は居心地が良すぎるよ、と呟いていらっしゃいました。夕張市は居心地が良くないところがたくさんあるはずです。その状況はむしろ人間が人間らしく、精神を豊かにすることができる良い環境にいるんだと言うことを共通理解できたら、そこから何かが生まれてきそうな気がするなあ。。。
明日は一日中、夕張市内を走り回ることになりそうなので今日はこの辺で。
素敵な明日を