泳ぐオダジン放送局

日々フラフラっと回遊しながら気づいたことをラジオでフリートークするようにお届けします。ラジオ好き、少年ジャンプ好き、ハンバーガー好き、ヒトが好き。※本ブログの内容は、私個人の考えです。所属する組織・団体とは関係ありません

大変なのはお店を決めること、大切なのは思いに気づくこと

今日は夕張の共創JAM Sessionで同じチームだった夕張職員の人が東京に遊びに来たので、共創JAM Sessionに参加していた東京にいる民間企業メンバーたちに声をかけて自社の社食に集まりました。

私は元々飲み会や結婚式の二次会など、人が集まる場の幹事役をやることが好きで、集まりたいと思ったり、集まろうよと誰かが言い出したら、会を開催することに対するハードルは低い方なんですが、「社食に来て」と言えることは集まるハードルを下げてくれてるなあと改めて思いました。

よく、調整ありがとう!とか、幹事大変でしたよね!とか、自分には出来ないんで引き受けてくれてありがとう!とか、そんな風に声をかけていただくことがあります。

個人的には何が1番大変かと言われると、参加者との日程調整なんて面倒でも手間でも何でもなく、

【お店を選んで決めること】が1番大変だと思ってます。

お店を選んで決めるって考慮すべき点(予算、立地、食べ物の好み、店内の雰囲気などなど)が多いのと、場所によっては選択肢が多過ぎて決めきれない(特に実際に行ったことが無いお店の中から選ぼうとするとエイヤっ!になりがち)です。そうやって悩んで考えて決めたのに、お店がイマイチだった時のガッカリ感、さらに参加者から「お店イマイチだったよね」と言われたり、その雰囲気が醸し出された時の申し訳無い感は、「幹事役はもう嫌!」と思わせるだけのパワーがありますね。

その点「社食に来てね」が通じる場合は、お店の心配は皆無になるので、全然大変ではありません。フツーに打ち合わせなどで、社外の方々にご来社いただく調整と全く変わらないレベルです。

もちろん社員食堂なので、社員が集まって交流が生まれる場であることが大前提なので社員が利用したいのに利用出来なくなってしまうことは避けなければなりませんが、社員食堂を中心に、社内と社外の交流が生まれる場、そこに集って何かが始まる場になっていっても面白そうだなと。この発想もそうやって集まった社外の方から言われて気づきました。

話変わりまして、今日集まったメンバーと話していて気づいたのは、どんな会社や場所で、どんな状況で働いていたとしても、

【自分なりの思いを持って行動しているかどうかが、自分自身を変える上でも、周りを動かしていく上でも大事】なんだなと。

もちろん思いだけでは足りないとも思います。自分の行動が伴っているかどうか、見せ方や伝え方を工夫しているかどうか、例えばこんなことも必要だと思いますが、これらを引き起こすためにも自分の中に「これをやりたい」と言う思いを持つことが必要なのかなと感じます。

「個人のやりたい」は10人いれば10人それぞれに持っているものなので、多様性を許容しつつ、組織としてのやりたい(ビジョンや方向性)と個人のやりたいをどのように関連付けていくのか、軌道修正していくのか、組織としての新たな道を開拓するのか、マネジメント(組織のリソースを活用して組織の成果を最大化する)しなければならないところですね。

夕張は「やりたい!」と思うことすら出来ない状態がしばらく続いたため、「あれをやりたい!これをやりたい!」と考える回路が停止してしまっている人もいると言う話があったのですが、夕張だけに限った話ではないよなと。行政だけでなく民間企業でも、地方だけでなく首都圏でも、大小関わらず、どこでも起きているケースがありますね。

そうやって固まってしまって止まっている思考回路をリブートするだけでなく、社内や社外のいろんな回路を繋ぎ合わせていって、新たなものが出来上がっていくところを見たいのかもなあ。例えばそこにファシリテーターとして関わっていたいのかもなあ。

What do you want? と今日も自分に問うて1日を締めくくります。

素敵な明日を