泳ぐオダジン放送局

日々フラフラっと回遊しながら気づいたことをラジオでフリートークするようにお届けします。ラジオ好き、少年ジャンプ好き、ハンバーガー好き、ヒトが好き。※本ブログの内容は、私個人の考えです。所属する組織・団体とは関係ありません

運動会に思う、子供が自分の時間を生きていると言うこと

今日は昨日雨の影響で延期になった長男の運動会でした。

長男は先々週から風邪気味で一度治ったかと思ったら、2日前からぶり返してきており咳が出てますが、熱はないのでなんとかセーフでした。本番に風邪を引いて休む私と同じにならなくてよかった。笑

事前に長男の話を聞いていた感じだと、あんまり楽しみではない印象でしたが、運動会中の様子や帰ってきてからの話ぶりからすると、楽しめたようで良かったです。徒競走で練習よりも良い結果だったことが相当嬉しかったようで、クラスの子に何回も自慢している様子を見ました。競技のときに友達とじゃれあってふざけてたりしていましたし、徒競走よりも友達と追いかけっこしてる時の方が一生懸命に走っていて速かったりしましたが、今日は褒めるだけにしておきました。そんな運動会で感じだことを書いてみます。

早朝の場所取りはお父さんの競技だと思う

今回は初めての小学校運動会と言うこともあり、次男がまだ小さいので競技を見るのもお弁当を食べるのも場所移動せずに済ませたいねと言うことで、赤組側のグラウンド最前列を確保する作戦にしました。

私の同級生から事前に情報を仕入れて、開門1時間前から並ぶことにしました。実際に開門1時間前に着いたときには既に正門と反対側の門にそれぞれ50人程の列が出来ていました。あー、最前列ダメかも・・・と思ったのですが、運良くグラウンドの最前列を確保できました。先に入った皆さんは座りやすい階段エリアや、椅子とテーブルを設置可能な広場を狙っている人たちが多かったです。

小学校は6学年あって、自分の子供が出場する競技は限られており、かつ、競技によって見たり撮影したりするポイントが変わってくることもあり、グラウンドの最前列よりも、お昼をゆったり食べるスペースの確保の方が優先度が高いようです。

早朝から並んで開門と同時に学校内を競歩で進んで、取れた場所によって家族から評価が変わる場所取りは、お父さんたちの競技として認定しても良いと思いました。

地域の親たちって意外と繋がりあるんだな

場所取りしているときに、結構な数、声を掛け合っているお父さんたちがいました。中には複数のお父さんたちに差し入れを持ってくるお母さんの姿もありました。会話の様子を聞いていると同じクラスと言うよりは、おそらく少年スポーツか何かの課外活動で一緒の様子でした。

我が家は地域の活動にほとんど参加していないので、同じマンションか、子供のクラスの友達の親御さん数人しか知らず、会っても挨拶する程度です。

地域の親たちのコミュニティーって、親だけよりも子供だけよりも、【親も子供も一緒に参加する活動の方がコミュニティーが形成されやすい】んだろうなあと感じました。

それと、コミュニティーって、自然に生まれることもあるかもしれないけど、【既存のコミュニティーに入ることって、自然には生まれないもの】なんだよなと感じました。入ろうとする側の一歩と、迎え入れる側の一歩、双方の歩み寄りがないと、コミュニティーの拡がりって起きないですね。

おそらくこの一歩のハードルを高く感じている、もしくは、あえて地域のコミュニティーに参加しなくても、地域以外のコミュニティーに属していて、生活に不便がなく豊かな暮らしが出来ていると、コミュニティーに入らないまま過ごしているんだろうなと。

運動会終了後にPTA会長が片付けの協力を呼びかけたのに応えて、用具の片付けを手伝うお父さんお母さんたちの姿を見ていて、【地域コミュニティーへの参加欲求って潜在的なものがかなりあるのかもしれないなあ】と感じました。もちろん私自身にも。

子供たちの真剣さに感動を覚えた

一生懸命に走る姿、演技する姿、応援する姿、じっと見ていてなんだか心に響きました。「最近の子供は・・・」って言われることも多いですが、イキイキしていて良いんですよ、とっても。徒競走や騎馬戦などの得点競技の結果に一喜一憂したり、学年演技も練習の成果が出てるなと感じさせる演技をしていたり、もちろん運動会が嫌いなのか斜に構えて輪の1番外側で一生懸命になっていない子もいたりしました。

今改めてそういう子供たちを見ていると、葛藤だったり、不安だったり、何かしらを抱えていても、誰にどうアピールして良いもわからず、困っているようにも見えてきます。そして、そういう状況も含めて、【子供たちは自分の時間を生きている】んだなあと感じました。

最後に先生方に最大級の感謝を伝えたいと思います。いつもどうもありがとうございます!

素敵な明日を