泳ぐオダジン放送局

日々フラフラっと回遊しながら気づいたことをラジオでフリートークするようにお届けします。ラジオ好き、少年ジャンプ好き、ハンバーガー好き、ヒトが好き。※本ブログの内容は、私個人の考えです。所属する組織・団体とは関係ありません

自分がデザインしたワークショップを別の人にデリバリーしてもらって、リズ・ラーマン法でフィードバックしてみた

今日は社内で取り組んでいる、ある部門のリーダー育成プロジェクトのワークショップでした。この活動は今期で3年目を迎え、今期は3年計画の最終年として「定着化・習慣化」フェーズに位置づけています。これまでは部門長と私の2人が中心になって中身を考えて、私がデリバリーしていたのですが、今期はメンバーが企画して私はサポートする役割で関わっています。

自分がデザインしたワークショップを他の人がデリバリーする

と言うことで、こういうことになりました。これまでにも自分の作った研修を後輩に引き継いだことはありましたが、いわゆる研修講師やファシリテーターとしての専門的な経験の無い人にデリバリーしてもらうことは初めての経験でした。

先日参加したガチキャンプの時の経験を踏まえて、今回はデザインとしてファシリテーターのセリフまでは作り込まず、目的や意図をできるだけ明確になるようにして、【可能な限りファシリテーターが自分の個性でデリバリーできる状態】を目指してみました。

自分がデザインしたワークショップを他の人にデリバリーしてもらうにあたって - odajinの日記2.0(仮)

ファシリテーターを担当したメンバーも私の意図を理解して、自分なりのやり方でやってくれたこともあって、デザイン上の問題点と、ファシリテーターによるデリバリースキルにおける問題点について、ガチキャンプのときよりも体感値として掴めてきたかなと感じています。

リズ・ラーマン法でフィードバックしてみた

ガチキャンプの時に自分でも体験したリズ・ラーマン法で、ファシリテーターを担当したメンバーにフィードバックする時間を作ってみました。本人が自分のスキルアップのためにチャレンジしたい!という意欲を持って取り組んでくれていたので、リズ・ラーマン法でフィードバックするのが本人にとってもガチな学びになるし、参加する他のメンバーにとってもガチな学びになるだろうなと考えたからです。

ワークシートを修正したり、ちょっとしたアレンジは入れましたが、ガチキャンプのときとほぼ同じやり方でやりました。

フィードバックを受けたファシリテーターを担当してくれていたメンバーは、「ポジティブなフィードバックから入ったので、フィードバックを聴く準備ができた」と感想をくれました。

フィードバックしてくれた他のメンバーからは、「肯定から始めて、徐々に批評的なフィードバックにしていくのは聴く側のハードルを下げる効果があると感じた」「普段はなかなか肯定的なやり取りから始められていない」のような感想が出てきました。

ちょっと時間がかかるし、まどろっこしいなと感じるところもありますが、リズ・ラーマン法は良くできているプロセスだなと改めて思いました。

やっていて思ったこととしては、そもそも日常的にフィードバック(特にネガティブ・クリティカルなもの)をやりとりしていない人同士、かつ、利害関係が強い人同士だと、リズ・ラーマン法でも批評的なフィードバックが出にくいかもしれません。この辺りはもう少し試してみて確認したいところでした。

 

素敵な明日を