泳ぐオダジン放送局

日々フラフラっと回遊しながら気づいたことをラジオでフリートークするようにお届けします。ラジオ好き、少年ジャンプ好き、ハンバーガー好き、ヒトが好き。※本ブログの内容は、私個人の考えです。所属する組織・団体とは関係ありません

タムラカイさんのエモグラフィ・ダイアログにシビれた!

今日はat Will Workの「働き方を考えるカンファレンス2018」に参加してきました。そこで体験した、タムラカイさんのエモグラフィ・ダイアログにシビれたので、ワークショップの内容とシビれポイントをご紹介します!

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おだじん的シビれポイントはこれだ!

グラフィックカタリストになるまでのストーリーにシビれた

タムラさん自身との面識はなかったのですが、タムラさんと同じチームのグラフィックカタリストの方とリフレクションナイトで一緒に活動していたこともあり、タムラさんのことやその活動は知っていました。

大企業、富士通で「好き」を仕事に変えた二人に聞く「最高のキャリア作り」 | 未来を変えるプロジェクト by DODA

この記事も読んでいたので、タムラさんは「大企業で自分の好きなことをやっている人」という印象を持っていました。今日の自己紹介よりもこの記事の方が詳しく書いてあるくらいなのですが、改めてご本人の口から自己紹介を聞いて、「あ!やっぱりこの人カッコいい!」と思いました。

タムラさんのように、企業に属しながら好きなことや自分のやりたいことをやっている人ってカッコいいと思うし、今回のような「働き方や働くことを考える」をテーマにしたイベントに今1番必要な人なんじゃないのかなと思うのです。

企業に属しながら自分らしく働いている人たちが、これからどんどん表に出てくることになるだろうなと予感しています。(これについては改めて私なりの考えを書こうと思います)

タムラさんにシビれたのでブログも読み始めました。

タムカイズム | 人生の楽しみ方をデザインするブログ

モグラフィにシビれた

今日のワークショップは「エモグラフィ・ダイアログ」というタイトルです。そもそもエモグラフィとは何なのか?カンファレンスの資料から引用してご紹介すると・・・

モグラフィ=感情表現記法

モグラフィ・ダイアログ=エモグラフィを共通言語として使用する「描いて考えて伝えあう対話」の手法

ということです。詳しくはタムラさんの本を買って読んでみてください!私は早速ポチりました。

アイデアがどんどん生まれる ラクガキノート術 実践編 (エイムック 3485)

今回のワークショップは、この本の中に描いてある内容の一部分を、タムラさんがお手本を描く様子を見ながら練習するスタイルでした。

1.エモグラフィの基本形を描く練習

まずはエモグラフィの基本形を練習します。私が描いてみたものはこちらです。

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最初に丸を10個描き、その丸の中に「口5パターン、目5パターン、眉毛4パターン」の基本形を描きます。

この【5 x 5 x 4 = 100】通りの組み合わせで表情を作る練習をします。

もうね、このスキルビルディングのワークから"めちゃ楽しい!"んです。

超簡単に描けちゃうから次々に書きたくなる!やっぱり「やってみよう!」と思うためには、わかりやすい・簡単って大事ですね。

2.エモーションマップを描いて対話する

そして次に「エモーションマップ」というものを描きます。私が描いてみたのがこちらです。

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真ん中に記載したテーマ「私にとっての働く」について、周囲に描いた6つの表情のときに自分がどんなセリフを言うのか考えて描きます。

今日はワークショップの時間が非常に短く、6つ全ての表情を描ききれなかったのですが、「描いた表情と同じ表情に自分の顔を変えてみて、吹き出しに安っぽいセリフみたいに書く」ことで、解説されていた、深い洞察に繋がりやすいなと感じました。自分の意識の外にあるものに触れる感覚は、レゴシリアスプレイでレゴブロックを通して対話するのと同じような効果がありますね。

そして、このエモーションマップをグループメンバーと見せ合いながら対話します。感情が動いたときに出て来るセリフにはポジティブ・ネガテイブどちらにもその人の大切にしているものが見え隠れしますね。

対話して気づいたのは人による時間軸の違いでした。私は「今現時点でこの表情でなんて言うか」を考えていたのですが、グループメンバーの方は「以前こう言う表情だったときのことを思い出した」とおっしゃっていました。過去・現在・未来のように時間軸を指定して考えて対比してみるのも発見がありそうです。

キャリアコンサルティング技能士検定の練習で「相手の発した感情の言葉に着目する」というものをやったときの感覚と似ているなと感じました。エモーションマップを面談で使ってみようかなと思いました。

3.スパイラルマップを描いて対話する

最後に描いたのがこちらのスパイラルマップです。ざっくり言うと目標達成に向けたプランニングを1枚の紙に描き出します。

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まず左下に今の自分、右上に理想の自分を描いてセリフを書き込みます。

左下から右上に向けて螺旋を描き、螺旋に沿うようにして現状から理想に向けてのストーリーを描いていきます。(今回は時間の関係で描きかけです)

これまでに自分でも同じような内容をテキストのみで書いていました。今回のエモグラフィを使いつつ、ラクガキとして描いていくと、テキストのみで書くよりも、視覚的に伝わりやすくなり、何よりなんだかちょっと楽しそうで、ワクワクしてくるな!と感じました。

ちょうど今こういうことを書き出そうとしていたタイミングだったので、この機会にテキストで書くのをやめて、エモグラフィ・スパイラルマップで描いていくことにします!

タムラさんがご自身で描いているスパイラルマップをスクリーンに投影して見せてくれたのですが、細かい内容は読めないものの、楽しそう!という印象がまず伝わってきました。ここで「タムラさんやっぱり絵が上手いなあ」と思わずに済んだのは、ワークショップの冒頭で「絵心」という言葉の意味を理解していたからだなと感じました。

無駄の無い削ぎ落とされたワークショップにシビれた

仕事柄、自分でもたくさんの研修やワークショップをやりますし、他の人が実施しているものにも参加しますが、久々に企画運営やデリバリーする側の視点で見ることなく、純粋にワークショップそのものを楽しむことができました。

いつも何かしら気になる点が真っ先に出てくるのですが、今日は終わった後にまず出てきたのは「楽しかった!」「タムラさんスゲー!」でした。なぜそうなったのか?自分なりに思ったのは、、、

  • 無駄なワークがない
  • 無駄な言葉がない
  • 無駄な動きがない

おそらく何度も何度も繰り返し実施しながら、修練させてきたからなんだろうなと感じました。スライドショーとお絵描き画面の切り替えなどももちろんスムーズでしたし、ワークシートを使わずに白い紙とペンだけで実施できるようにしている工夫は試行錯誤されてきたんだろうなあと想像できます。

そしてもっともシビれたのは、ワークでお手本の実演をしている時に、さりげなく自分が水玉シャツを着ている理由をお話されて、その理由がワークの実演した内容に繋がっていたことです。サブイボでましたよ。興味を持った方はぜひタムラさんのワークショップに足を運んでいただきたい!

そして、タムラさんには、ぜひ極むガチキャンプの講師役をお願いしたい!

 

よーし、土日にいろいろ描き出してみるぞ!

 

素敵な明日を