今日は運営に携わっている、「リフレクションナイト みんなの作戦タイム」の定期開催でした。どんなことをやったのか?については企画メンバーの松本さんが書いてくれたブログをご覧ください。
3/9 スナック「軽はずみ」企画|リフレクションナイト ~みんなの作戦タイム~
私はワークに介入したくてたまらない病だった。w
今回は、スナックという体裁で実施することに拘ってみたので、ファシリテーターではなく店員として場の進行をサポートしました。
- 会場に来た人をテーブルにご案内
- メニューを渡す
- ドリンクのオーダーを取る
- ドリンクを提供する
この繰り返し、まさに飲食店の店員。w
最初の15分くらいは一緒に店員を担当している天平さんに
「ねえ、そろそろ〇〇した方が良いんじゃない?」
「あのテーブル、話が進んでないけどどうする?」
と、何度も聞いていたら、天平さんから冷静な一言をもらいました。
「気になるの早すぎ。まだ15分しか経ってないよ。」
ワタクシ、ワークに介入したくてたまらない病だと自覚しました。。。orz(前々から薄々感じてはいたんですけどね・・・体験と合わせてフィードバックもらうの大事だなぁ。。)
ワークのデザインにこだわりすぎると介入したくてたまらない病になる?
そこからは介入しないで場に委ねていこうと意識してやってみました。そこでこんなことに気づきました。
- A:観察(見る・聴く)→気になる→介入する
- B:観察(見る・聴く)→気になる→様子を見る→介入するか考える→介入する(介入しない)
自分はAのように気になると反射的に介入してしまっていることが多く、「様子を見る→介入するか考える」ことがあまりできていないなと(気になったことに対して介入しないという選択肢を使っていなかったなと)感じました。
なんでAパターンが多くなっているのかと言うと、おそらく「このワークの目的は〇〇。〇〇を達成してもらうには××がポイント。」という設計をしており、この設計通りに進んでいるかを観察していて、設計にハマらないところがあるとすぐに軌道修正して設計通りに進むようにしている、のだろうなと思いました。研修やワークショップのデザインは大切ですが、そこに拘り過ぎてデリバリーしてしまうと、誘導的な学習活動になってしまって、学習者が自ら考えずに終わってしまう可能性が高いですね。
いや、違うか、そもそも誘導的な学習活動にならないようなデザインが必要と言うことか・・・ぐぬぬぬぬ。。。(><;)
受講者中心主義のインストラクターとしての振る舞いと、学習活動を促進するファシリテーターとしての振る舞いの狭間
なぜ、私が上記のようなパターンになっているかと言うと、インストラクターとして受講者中心主義を大切にしているからです。
受講者中心主義とはザックリ言うと「受講者が学習活動の目標に到達できるように支援すること」です。受講者一人一人が、学習活動を終えた後に「今日の研修目標に到達できたか?」と聞かれて「はい」と答えられることを目指します。
受講者中心主義は大事にしつつ、
- 到達目標を見直す
- プロセスを見直す
- 介入の仕方を見直す
この3つのポイントからブラッシュアップを図ってみます。
素敵な明日を