泳ぐオダジン放送局

日々フラフラっと回遊しながら気づいたことをラジオでフリートークするようにお届けします。ラジオ好き、少年ジャンプ好き、ハンバーガー好き、ヒトが好き。※本ブログの内容は、私個人の考えです。所属する組織・団体とは関係ありません

内勤者もどんどん社外に出よう、暑いけど。w

今日は先日参加して来た「トレノケート人材開発塾 第1回 働き方改革と人材開発」で感じたことを書きます。

人材開発塾とは?

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研修会社のトレノケートさんが主催する、主に人材開発や人事の人を対象としたセミナーで、テーマに関する情報共有や参加者同士が自分の経験や抱えている問題などについて対話するセミナーです。詳しくはリンク先をご覧ください。

トレノケート人材開発塾 第1回「働き方改革と人材開発」 - | 人材育成のトレノケート

私はセミナーを担当されている田中淳子さんが以前開催されていた「OJT茶話会」にも参加していました。私が育休体験について話をしたときのことを田中さんがレポートにまとめてくださっているのでよろしければご覧ください。

【OJT茶話会】特別レポート:色々な働き方があっていいじゃないか(3) | わくわくヒューマンスキル | グローバルナレッジネットワーク

こちらはOJT茶話会最終回に参加したときの私自身のレポートです。

社外で何かすることが自分にもたらしたこと - 泳ぐオダジン放送局

人事・人材開発の人は社外に相談できる人がいない!?

このイベントの目的のひとつは、企業の枠を超えて、参加者同士の情報共有や繋がりをつくることにあります。

誤解を恐れずに言うと「社外に相談できる人がいない!?ってまだそんなこと言っちゃってるの!?」と思ってしまいました。

  • 接点を作ろうと思えばセミナーやイベント、勉強会などがたくさんある
  • どれが良いかわからなければとりあえず参加して目で見て確認すれば無問題
  • 接点を維持しようと思ったらFacebookなどのSNSで簡単に繋がることができる
  • 困ってること、相談したいことを話すかどうかは自分次第
  • 何度か会って話せば相談を持ちかけられる相手かどうかわかる
  • 自分が困っているたいていのことは誰かがどこかで既に何かやってみてることなのがわかる
  • 誰かの困りごとに自分が情報提供できることがあることもわかる

私自身、わからないことがあったら社内外で聞いて回る人なのですが、なんでみんなもっと聞かないんだろう?外に出ないんだろう?と不思議な気持ちでいっぱいです。

管理部門は社内にいるべきという暗黙の縛りを取っ払おう

ふと思ったのは、内勤者(人事などいわゆる管理部門やスタッフ部門と呼ばれるような人たち)はオフィスの中にいることが大前提になってしまっていると思います。多くの会社の内勤者は外との接点を作ることについて暗黙のうちにブレーキを踏んでしまっているのではないでしょうか。

  • オフィスに出社して働く
  • 9:00〜17:30の定時で働く
  • 自社内の自分の席に座って自分のタスクをやる
  • 並行して社員の誰かからの問い合わせをいつでも受けられるようにしておく
  • 同、問い合わせに対していつでも動けるようにしておく

そんなの当たり前でしょ!?と思う人の方が圧倒的に多いと思いますが、本当にそうでしょうか?週1回くらい抜けられる状態は既にあると思います。

外出するとサボってるように思われる不安は自分の心の中に原因がある

サボってるように思われてしまうんじゃないか?と思う人は、外に出るメリットにまだ気づけていない人なのではないかなと思います。

外に出て得られるものがあることを知っている人は、「外に出る=サボっている」とは思いません。仕事にとって、自分にとって、プラスになることがあることをわかっていれば、自信を持って外に出られます。

私自身、20代後半から、とにかくたくさん社外に出ました。外に出なければ知らなかったことや、繋がることのなかった人、やらなかった経験など数えたらキリがないです。

ヒントに出会えたらラッキー、面白い人に1人出会えたら儲けものくらいの軽い気持ちでOK

セミナーやイベントを主催する機会がある人はなんとなくわかると思うのですが、参加者にはこんなタイプの人がいます。

  1. 絶対に得たいものを得る!と鼻息が荒い人
  2. 有益なことや人を見つけられたらラッキー!と軽やかな人

どちらが良い悪いではありませんが、鼻息が荒い人のように「得たいものを得なければ」と思ってしまう人はもっと気軽に参加してみると良いと思います。

得たいものを得る!と考えると参加するセミナーやイベントを吟味しなければならず、参加することに足踏みしてしまいます。また、得たいと思っている以外のものにアンテナが働かなくなってしまい、他に得られたかもしれないものを見逃してしまうことになりがちです。さらに、得たいものを得られなかったときにガッカリして、次に外に出る気力を低下させてしまいます。

もうひとつ、鼻息が荒い人は、「セミナーやイベントの主催者が提供してくれるもの=得られるもの」と思いがちです。鼻息が荒くなってしまう人は、深呼吸して落ち着いて周りを見渡してみて欲しいです。

あなたの隣にいる一見冴えない雰囲気だなあ、なんて思える人が、あなたの欲しいものを持っている凄腕の人かもしれません。

講演者の話を聞いたり、参加者同士で対話をする中で、考えているうちに自分の中から欲しかったものが出てくるかもしれません。

せっかくいつもと違う状況に自分の身を置くので、いつもと違う感覚を大事にしてみてほしいです。

どうだったのか社内に共有する(できるだけ楽しく)

社外に行ってきた翌日に「こんなことを聞いた!こんな人がいた!」と社内の人に共有できているでしょうか?

これ、最近私も出来ていないことに気づいたのですが、事後にシェアすることは外に出ること以上に大切だなと思います。

自分自身が外と内をつなぐように、内のことを外へ、外のことを内へとシェアすることによって、そこから新しいつながりや、新しいアイデアが生まれてくるチャンスになるかもしれません。

そしてそんな動きをきっかけにして「私も外に出よう!」と思って動き出す人が現れてくれたら最高ですね。

 

今回参加してきた人材開発塾で話したテーマについて、そこから何を学んだのか、本題を全く書きませんでしたが・・・参加してみて思ったことを書いてみました。

自分が運営に携わっているリフレクションナイトのこれからをどんな風に考えていくか、良いきっかけになりました。

 

田中さん、トレノケートの皆さん、ありがとうございました。

 

素敵な明日を