今日はリフレクションナイトの皆さんと研修のトライアル版を実施してみました。
社内半分・社外半分で行う研修
自社の社員の皆さんにも呼びかけて参加してもらったのですが、ちょうど自社の社員半分、リフレクションナイトの人が半分とバランスが取れました。
ここ最近は社内研修で自社の社員の人たちだけが参加者という環境で研修をやることばかりだったので、とても新鮮でした。
私にとっての絵面が新鮮なだけでなく、自社以外の人たちの視点や考え方に触れることができて良かったと自社の参加者からも新鮮だったと反応をもらいました。
社内研修の開放・シェアが進むのでは?
研修を内製化する動きが数年前から高まっていますが、自社の社員向けにやっている研修を自社に閉ざしておかなければならない理由はあるのでしょうか。
私のところでもグループ会社への開放は既に行っていますが、もっと広く社外に対しても開かれて良いと思います。もちろん、自社の社員に向けて特化された部分があったり、自社の社員だけだから伝えられる社外秘情報などもありますので、社内研修を社内だけでやるメリットもあります。
社外の人を受け入れるとなると研修ビジネスとしてどう利益を出すか?という話も必ずついて回ってきますが、事業として本格化することを狙うのでなれけば、赤字にならない最低限の費用をもらえばいいと思うんです。事業化しなければ、採算とか売上目標って話にもならないですしね。
社内研修開放のメリットは、社内講師のスキルアップと受講者の学習効果アップ
以前、リフレクションナイトで「デゲイコ」と称して、自社以外の場所で講師をやったり、オブザーバーやグループファシリテーターをやってみるという取り組みをしたことがあるのですが、個人的にこの他流試合を重ねたことは講師としてのスキルアップにメチャメチャ繋がったと思っています。お金をもらわなくても、いつもと全然違う環境でやってみるだけで気づくことは本当に多いです。
また、前述の通り受講者同士も他社の人とのやりとりから受け取る刺激は大きく、自社のことを省みる、自分のことを省みる機会としても有効です。
餅は餅屋、既にあるものをシェアしたら早い
社内研修にはそれぞれの会社の得意な部分や強みを活かしたもの多いです。(例:IT企業であればITのこと、金融機関であれば金融のことなど)
餅は餅屋ですし、不得意な分野についてゼロベースで始めようとすると手間もコストもかかります。そこを企業間でシェアしちゃえば早いよねと。
もし社内研修の開放・シェアが進んだら、研修会社のビジネスとしては、いかに客先の不得意としてる部分、自社ではまかなえない部分を見つけて入り込むかがポイントなんだと思うので、それだけじゃ勝負にならなくなりますね。
素敵な明日を