今日はサポーターとして活動しているエールについて書いてみます。エバンジェリストの名刺もいただいているのでね。
エールって何?
エール(YeLL)は社外の人(エールのサポーター)と1対1で週に1回30分間、電話面談できる法人向けのサービスです。
前職時代に新人や若手社員向けの導入を検討するためにエールの方と打ち合わせをした際に、「良かったらサポーター(面談する人)やってみませんか?」と声をかけてもらったことをきっかけに、サポーターになりました。
流行りの1on1を外注できるサービス?
と思われるかもしれませんが、私はそう単純なものではないと認識しています。
組織の中でマネージャーがメンバーに対して行う1on1(面談)には例えば以下のような目的があります。
・人事考課のため
・目標管理のため
・日常的な仕事を円滑にするため
・キャリア形成のため
目的は1つのときもありますし、複合的なときもありますし、上記以外の目的のときもあります。
企業で流行りの1on1を私なりに定義すると、「組織マネージメントのひとつの手段として、マネージャーとメンバーが行うコミュニケーション」かなと。このように定義すると、マネージャーが行う1on1(面談)は、マネージャー以外には実施できないものと言えるのではないでしょうか。
じゃあエールって何なの?
YeLLは以下のような特徴があり、上司とは違う人が行うからこそのメリットがあります。
1. 利害関係のない人が面談してくれる
上司部下の関係では言いづらいこと話しづらいことがあるとしたら、利害関係のない人には言いやすいかもしれません。上司になんでも言える人もいると思いますが、上司部下の間でそのような利害関係ではない信頼関係を築けるのは理想ですが、これはなかなか難しいなと実体験としても思います。
2. 社外の人が面談してくれる
仕事の悩みや解決したい問題は、社内の人と話していると同じように悩んだり頭を抱えてしまうことも多いです。メンバーからの話を聞いているときに「それは会社として仕方ないんだよ」と言いたくなくても言ってしまったことが私にはありました。
そんなときに社外の人だと、第三者・客観的な立ち位置から、前提を取っ払って本質的な問いかけをすることができたり、ヒントを出しやすかったりします。
社内にもそういう人は存在すると思いますが、既にどの職場にもそういう人がいたら、世の中もっと良くなってるんじゃないかなと。w
3. 週1回ペースで実施する
社内で1on1をやっている人は増えてきていると思いますが、週1回ペースで実施してる人はそうそういないのではないでしょうか。私も前職でマネージャーを担当していたときは4人のメンバーと月1回でした。メンバーが多ければ多いほど機会は少なくなってしまいがちです。
1.5〜3ヶ月くらいの期間、週1回、集中的にサポーターとのやりとりを続けることで、短期間で何回もPDCAサイクルを回せたり、1つのテーマについて深掘りしたり、視野を広げたりすることが可能です。
4. サポーターとのマッチング
サポーター(面談する人)になるためには、基本的な型を教わり、練習セッションを受けるなど、いくつかのステップを踏むことになるので、面談中に自分の話ばかりしちゃうダメダメな人はいません。
サポーターの質が一定水準あることはサービスとして前提と思いますが、エールの良いところは、より質の高い面談になるように、サポーターと面談を受ける人のマッチングに力を入れているところにあります。対人関係はどれだけコミュニケーションスキルが高くても、相性の良し悪しによって左右される部分があります。エールはこの部分にもきちんと目を向けて、できるだけロジカルに、システマチックに行っているところがすごいなと思います。
自社内で配属やOJT担当者を決める上でもこのくらいマッチングを考えるべきだよなと思わされたくらい、しっかりやっています。なんならそのロジックだけでも導入したいと。
エールのサポーター募集してます。
もしご興味あれば、サポーター向けサイトをご覧ください。私の紹介記事も掲載されています。
素敵な明日を