今日はハンバーガーを食べたわけではないですが、ふと思った「チキン系バーガー」について書いてみます。
チキン系ハンバーガーの魅力
モスバーガーの照り焼きチキンや、マクドナルドのチキンタツタなど、チキン系のハンバーガーを無性に食べたくなる時があります。
先日goodmorning cafeでクリスピーチキンの挟まったハンバーガーを食べたときは、クリスピーチキン自体がとても美味しそうだったことと、鶏肉(唐揚げ)食べたいなと思ったタイミングに重なったことと、そのバーガーが限定品だったことから注文してしまいました。 ※限定に弱いだけの可能性も否定できない。w
なぜチキン系ハンバーガーは挽き肉ではないのか?
チキン系ハンバーガーのパティは、挽き肉をまとめたハンバーグ状のものではなく、モモ肉などの塊を焼いたり揚げたりしたものです。
鶏肉ベースのハンバーグを挟んだバーガーだってあっても良いはずなのに、今まで見たことがないのは不思議・・・。
そもそも鶏挽き肉のハンバーグって見たことないかもしれないと思ったけど、「つくね」という鶏挽き肉をハンバーグのようにまとめた美味しい料理はあるのに。。。
と思って「つくねバーガー」と検索してみたところ、ドムドムの「根菜鶏つくねバーガー」とモスの「モスライスバーガー鶏つくね」がヒットしました。ないことはないけど、やはり数は少ないようです。興味深いのは、つくねバーガーの自作レシピが多かったことです。
ビーフ・ポーク系はハンバーグ形態がほとんどじゃね?
鶏肉とは反対に、ビーフ系、ポーク系のハンバーガーは塊肉を焼いたり揚げたりしたパティって少ないよなと。
モスバーガーの「モスライスバーガー焼肉」は定番メニューとして存在してるけど、ステーキバーガーって食べたことない。。。
と思って「ステーキバーガー」検索してみたところ、ロッテリアの限定品「はみだしステーキバーガー」と四谷のBURG HOLICの「クレイジー・ステーキバーガー」が出てきました。ないことはないけど、なんだろうこのヘビー級かつキワモノ感。。。
検索結果の中に自作レシピはあまり見られなかったのですが、NHKの「きょうの料理」で「重ねステーキバーガー」が紹介されていました。今度作ってみよう。
きょうの料理【重ねステーキバーガー】 - きょうの料理 - NHK
ハンバーガーとはハンバーグをパンに挟んで食べるもの?
そういう固定観念や先入観は持っているのは間違いないなと思いつつ、私の勝手な推測は2つあります。
1. 肉の厚みと噛みごたえの関係
ハンバーガーはパンも具材も一気にかぶりついて食べるので、具材の噛みちぎりやすさがキーポイントになります。アクセントとしてカリッとした食感が入るなどの変化はあっても、かぶりついて食べたときにハンバーガーとしての一体感を味わえるかどうかが重要だと考えています。
その点、ハンバーグは噛みごたえが弱いことで、かぶりついたときに、パンや他の具材との一体感が生まれやすいです。ステーキだとどんなに柔らかいステーキでも、肉を噛みちぎる動作が入るので、一体感は得られにくいと思います。
ベーコンチーズバーガーを食べているときに時々感じていた、「厚切りベーコンをしっかり噛みちぎることに顎の力を使う感じ」に意識が向いていたのは、そういうことだったのかと今、書きながら腑に落ちています。w
その点、鶏肉の場合、照り焼きや唐揚げはハンバーグよりも噛みごたえはあるものの、ステーキよりも噛みごたえが弱い位置にいるなと。
2. 素材の調理法に対するイメージ
鶏肉をハンバーグ状にしたものを使わないのは、鶏肉の調理法として、つくねのイメージよりも唐揚げや、もも焼きなどのイメージが強いのではないかなと。
そして仮につくねをバーガーに使うと、甘辛タレをかけることになるので、照り焼きビーフバーガーとの被り感が強くなり、甘辛タレをかけないとバーガーのパティとしてのパンチ力が足りないのかなと。
「つくね・唐揚げ」と聞いたときに、ジューシーさを味わえるイメージの強さは、唐揚げに軍配があがるなと。
先ほど名前をあげたドムドムの「根菜つくねバーガー」はヘルシーバーガーと表記されていたので、ジューシーさの弱さを活かしたメニューなんだなと。
今日はハンバーガーを食べてませんが、
全てのハンバーガーに感謝して、ごちそうさまでした。
素敵な明日を