泳ぐオダジン放送局

日々フラフラっと回遊しながら気づいたことをラジオでフリートークするようにお届けします。ラジオ好き、少年ジャンプ好き、ハンバーガー好き、ヒトが好き。※本ブログの内容は、私個人の考えです。所属する組織・団体とは関係ありません

育休取った男の私もサイボウズさんのワーママ動画に物申してミル。どこかで見たことあるタイトルだ。笑

こんなタイトルのブログ記事を目にすることが多くなったので、育休を2ヶ月ちょっと取ったことのある男の私も、私なりに感じたこと、考えたことを書いてみます。

サイボウズさんのムービーを見て私が感じたことは「ママしか出てこない違和感」です。

  • そもそも子育てってパパママ、家族みんなでするものでは?

私は家事も育児もこんな風に思っています。このムービーにはパパがメールのやりとり画面にしか出てきません。「子育て=ママの役割」大多数の人がこのように認識しているのが現状であり根本的な問題なのでは?と思います。(このムービー自体がその点についての問題提起もしていると私は解釈しました。)

企業や国が働くママによりそい、仕事と子育てを両立できる社会にしようとする発想自体は良いと思います。保育や小児医療の充実、企業内の働きやすい環境や制度作り、どんどんやるべきです。

でも本当に「働くママによりそう」だけで、子育てに関連する問題は解決するのでしょうか。働くパパ、働いていないママに目を向けなくてよいのでしょうか。

我が家は働くママではありません。それでも私は2人目の子供が生まれるタイミングで約2ヶ月間の育児休暇を取りました。母乳をあげること以外は全てやろう、そう決めて過ごした2ヶ月間で感じたのは・・・

  • 男女の性差による子育ての役割分担ってあるのかな?

これはあると思います。例えば母乳をあげること、これはどうがんばっても男にはできません。我が家はまだこれからですが、思春期のあれこれについては男親・女親だからこそできることがあるのかなと推測しています。

でも他の大概のことは男女の性差による役割分担の無いこと、つまりパパママどちらがやってもいいことです。育児だけでなく家事もそうです。そして仕事もそうです。大概のことは男女どちらがやってもいいことです。

  • 思い込みのワナ

でも何故か家事・育児=女性って思われてしまうんですよね。男性側の思い込みはもちろんですが、女性の側にも「うちの旦那には無理」「教えても出来ない」と言う思い込みや諦めも強いように感じます。得意不得意や好き嫌いはあるかもしれませんが、夫婦どちらも家事育児ができるようになれば生活が良くなることはあっても悪くなることはないと思うのに、みんな勿体無いなぁ。

  • 家事育児はOJTすれば良い

女性だって最初から家事育児のスペシャリストだったわけではないし、みんながみんなスペシャリストなわけでもないってことも忘れがちだと思います。
「相手に期待を伝えてその気にさせて、まず最初の小さな目標を決めて、教えて、一緒にやって、褒めて褒めて褒めて、1人でやらせて、褒めて褒めて褒めて、ちょっとだけフィードバックして、できるようになったら次の目標を決めて・・・」って繰り返してOJTすれば誰でも出来るようになると思うんだけどなぁ〜。仕事と全く一緒で、最初から出来る人なんていないのにね。

  • 夫婦や家族の価値観を一緒に作る

もっと言うと、結婚する前後に家事・育児を2人でどうやって取り組んで行くのか話し合ってないんじゃないかなと思います。家族観みたいなものを新しく創り上げるのって、夫婦になったらすることだと思うのです。
価値観がピッタリ合うかどうか見極めることよりも、お互いのバックグラウンドを聞きあって違いを認め合いながら、新しく2人の価値観を作っていけるかどうかが大切だと思うんだけどなぁ〜。(そもそもピッタリ合う人なんて世の中にいないでしょ。そこにもっと早く気がついた方が良い人がたっくさんいると思います。)



明日は「育休してみてわかったことの続き」を書いてみます。

今日はこの辺で 、また明日。