泳ぐオダジン放送局

日々フラフラっと回遊しながら気づいたことをラジオでフリートークするようにお届けします。ラジオ好き、少年ジャンプ好き、ハンバーガー好き、ヒトが好き。※本ブログの内容は、私個人の考えです。所属する組織・団体とは関係ありません

産休を迎える方から「出産前に何かやっておいた方がいいことありますか?」と質問がありました。答えは「旦那さんにOJTで家事を覚えてもらうこと」です。

出産前にやっておいた方がいいこと、外食とか映画とか旅行とか、小さい子供を連れて行きづらいところに行くことをオススメしたり、夫婦2人の時間を過ごすことをオススメすることが多いと思います。
私はそんなことよりも「旦那さんにOJTで家事を覚えてもらうこと」が出産前にやっておくと良いことだと考えます。これがうまくいけば出産後の生活をよりよくしてくれると思います。

実はこのネタは長男が生まれて半年経ったときに振り返って書いたものです。再掲にあたって少し加筆修正しました。

  • 読んでいただく前に

これから結婚出産を控えているみなさんの何かの役に立てば幸いです。既にお子さんのいる方も実践いただいてみたら良いのではと思うポイントもあります。ただし、主観的で個人的なもののため、ご家庭によっては当てはまらないことも多々あると思いますのであしからず。

  • 妻の妊娠中に夫がやるべきことは妻から家事をOJTしてもらうことだ!

妊娠初期の頃はツワリで、後期以降はお腹が大きくなってきて、家事を妊娠前と同様にやることが難しくなります。また出産後は授乳などで妻が家事を今までのように出来なくなることを想定して、私は妻の妊娠中にOJT(On the Job Training)で家事を覚えるようにしました。なんでOJT!?と思われるかもしれませんが、理由は以下です。

・妻と同じやり方で家事をすることで安心,納得してくれる
・学ぶ、覚えようとする姿勢を見せると妻から好印象

旦那さんが我流で家事をやった結果、妻に「そのやり方じゃ全然ダメなのに・・・」って思われてしまったり「結局洗濯たたみ直しだよ・・・」になってしまうことありますよね。私もそういうことかなりありました。そうなるとやった側としてみると「せっかくやったのになんだよ!」ってなってしまいます。これだと続けようとも覚えようとも思わないです。
そこで、OJTで妻のやり方を覚えてしまうのが良いと思います。同じかそれに近いクオリティでやれるようになれば文句を言われることはないですからね。

妊娠中にやるメリットとしては、見た目に動きづらいことがわかりやすいので、代わりに自分がやろうと思いやすいことです。それと産後に赤ちゃんのお世話をしながら教えたり覚えたりするのは大変なので、産まれる前にやっておくことがオススメです。

  • 私がOJT中や実際に家事をやっているときに気をつけているポイント

<掃除・洗濯>
・掃除していく部屋や部屋の中の場所の順序を覚える
・どこの掃除に何の道具を使うのかを覚える
・風呂掃除は妊婦には辛いのでやってあげるべし
・妻の物は妻にやってもらう(領域侵犯しないことも大事)

我が家は結構キレイ好きなので毎週末にしっかり全部屋掃除します。部屋がキレイに保たれているかどうかが精神安定に繋がるので、掃除のクオリティ向上は重要でした。ちなみに洗濯物を干す作業はダメ出しされることが未だに多いです。。

<買物>
・一緒に行って好きな物やいつも買う物を銘柄まで覚える
・どの商品をどのお店で買うのかを覚える
・自分が好きじゃない食べ物や関係ない物にも興味を持つ

「あれ買って来て!」って頼まれた時に「はいよ!」って買って来れるようになっておくと、出産後に活躍できます。


<料理・食べ物>
・どんな時に何が食べたくなるのかを覚えておく
・身体に良い物とか考え過ぎちゃダメ
・時期にもよるけど好きな物や食べたい物を用意する
・楽しく食べられるようにする
・外食は気分転換に効果的

「妊婦なんだから身体のこと考えて!」と言うのは妻の気持ちを考えていない発言にもなるのだと気づくまでに時間がかかりました。妊娠中毒症になってしまっては困りますが、やはり好きな物や食べたい物を食べることは精神衛生上、必要なんですよね。好きな物を把握しておけば、調子が悪い時とか、元気がない時に、会社帰りにシレっとお土産に買って帰ることもできるので将来的にも有効だと思います。

  • 家事以外のことで、気をつけたりやってみて感じたこ

<通院>
・できれば一緒に付き添う(特に最初の頃)
・エコーは写真じゃなくて直接見る機会を作るべし
・付き添うとお医者さんも長めに説明してくれる
・母親教室にも一緒に行く(来てる男の人多い)

妊娠初期は男性にとって、子供が産まれることに対する実感がなかなか沸いてこないものです。エコーで動いている様子を見るのが一番実感しやすいと思うので、動いている様子がわかるようになったら付き添うのが良いと思います。我が家が通っていた病院は付き添っている人も多かったので、付き添うことに対するハードルは低かったですね。

<その他>
・気安く、横になったら?はNG
・妊娠後期は横になるのも辛い(妊婦体験するとわかる)
・一緒に歩く、でもやらせすぎはNG

こっちはよかれと思って言ってる(やってる)のに、妻にとっては「そうじゃないのよ!」って噛み合わないのが、不仲になる原因の1つではないでしょうか。まぁもっともこれは妊娠中だけの話ではないですよね。

子供が産まれてからは、ミルクやオムツ替えなど初めてのことを一緒にやって覚えていくのが良いと思います。



妊娠は女性だけのもので、男性には一生わからない(経験出来ない)ことなので、噛み合ないことが多くて当たり前です。

最初は噛み合なくても、夫婦で歩み寄って一緒に乗り越えることで絆が深まるタイミングなのだと思います。

今日はこの辺で、また明日。