泳ぐオダジン放送局

日々フラフラっと回遊しながら気づいたことをラジオでフリートークするようにお届けします。ラジオ好き、少年ジャンプ好き、ハンバーガー好き、ヒトが好き。※本ブログの内容は、私個人の考えです。所属する組織・団体とは関係ありません

オープン過ぎるオフィスではトイレの個室が渋滞する法則〜会社には個室休憩室をつくろう〜

会社の個室トイレが常に使用中!そんなことありませんか?

私はOPP(お腹ピーピー)です。OPPの私にとって、サッとトイレに行けることは人として生きていく上でとても重要なことです。

会社のトイレが渋滞(使用中で埋まっていて待ってる人がいる)していて度々困っていました。そこで、トイレの渋滞問題について考えてみました。

こんなことを書いてみます。

  • 個室トイレはなぜ使用中が多いのか?
  • 増設工事が始まって気づいたこ
  • オープン過ぎるオフィスの弊害は個室難民?
  • どうやって対策する?

では早速。

  • 会社のトイレはなぜ使用中なのか?

当然、用を足したい人がいるからです。笑

「でもたぶんそれだけじゃないよね」

と言うのが今回のポイント。それ以外の用途を一言で表すと、、、



「休憩してる」


  • 寝てる
  • ご飯食べる

どうでしょう、常習犯ではなくても、一度くらいやったことがある人が多いのではないでしょうか。

以前の勤務先のビルでは、省電力化のため、センサーで人の動きを探知しなくなると、一定時間経過後に消灯してしまう仕様になっていました。トイレの個室も同様で、寝たまま動かないでいると電気が消えます。ドアが閉まって鍵がかかってるのに、電気が消えてる。。寝てなければ何をしてるのだと。。。orz

スマホいじりについては、したことない人っているのか?って思うくらい、みんな当たり前にトイレの個室でスマホいじってると思うんです。何しろキータッチの音がしないですからね。ゲームしてようがネットしてようがメールしてようが、音声をサイレントモードにしてれば全くわからない。

スマホが流行りだす前、トイレに携帯ゲーム機を持ち込んでゲームしてた人を注意したのは今や昔ですね。。。

ご飯については「便所飯」という言葉が一時期流行りました。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ランチメイト症候群


そこで疑問が出てくるわけです。

「どうしてトイレで休憩するのか?」

これ、私なりの答えは、

「ひとりになれる場所が個室トイレしかない」

ってことなんだろうなと考えてます。


  • 増設工事が始まって気づいたこ

私の勤務先には私以外にもOPPの方がたくさんいたんでしょう。渋滞対策としてトイレの増設工事が行われました。しばらくの間、個室が半分になる代わりに、工事が終われば1.5倍に増える。発表されたときは、個室半分の期間をどう過ごすかばかり、考えていました。。orz

しかし、工事が始まると、不思議なことに個室が空いてるんです。渋滞することもありましたが、全部使えてたときより頻度が少ない。。

これってなんで?

おそらくですが、「個室トイレの個数的に篭ってても大丈夫だろう感 < 使用中にしている罪悪感」になったんだろうなと想像しました。

工事のアナウンスの際に、個室トイレの長時間利用に対する警告メッセージが掲載されていたことも多少影響していたと思いますが、もしそうであれば、増設せずとも済んだ訳です。

もしこの仮説が正しいとすると、渋滞対策としては、個室を減らす方が正解なのでは・・・うーん、どうなるのか非常に楽しみにしていました。

実際、工事完了後の様子としては、増設前よりも、渋滞していることは少し減ったかなと思います。でも、劇的に解消されてもいないかなと。とても微妙なところです。


  • オープン過ぎるオフィスってどうなの?

個室トイレで休憩することに話を戻すと、この「ひとりになれるところが、個室トイレしかない」という現状は、オフィスデザインにおいて、もっと、深く議論されるべきなのではないかと思います。

特に、いわゆる風通しの良いオフィスと言われるような、仕切りのないオープンな環境のオフィスは、コミニュケーションの面や、チームで仕事を進める上では良い部分がたくさんあります。

ですが、そんなオープンなオフィスにこそ、「ちょっと周りの人とのコミニュケーションを遮断したい」と言う欲求に応えられるような、ひとりになれるスペースを作ることが、社員の生産性を上げる面でも重要になるのではないかなあと。

フリーアドレスの推進度合いが高い会社だと、みんなでワイワイできるエリアとは別に、集中して作業ができる部屋(話しかけるのもNG)を設けているオフィスを見たことがあります。でもこれは、あくまで仕事をする場所なので、そうではなく、あくまで休憩のための個室を設けることが大事になるんじゃないかなと思っております。

個室休憩室を作る場合、勤怠管理やサボリ防止の観点から、入退室の記録だったり、連続した利用時間を制限するような仕組みは必要になりそうです。そういうの無く、気軽に利用できる形が理想ですけどね。

こういう話をしていると、

そもそもオフィスに出社するのはなぜ?

という疑問が出てきます。私個人としては、テレワークの環境が整っていれば、事務系や企画系の職種でも、オフィス以外の場所で仕事は出来るなと思ってます。コラボレーションだって、ネット上で出来なくないです。

もちろん、オフィスに出社して、いろんな人とコミニュケーションを取ることで生まれることもたくさんあります。働き方や働く場所の多様化についてはまた書こうと思います。



最後に、改めて私が言いたいのは、、、



「個室トイレは、トイレとして使いましょう。OPPの人は困ってますよ!」



と言うことです。笑