泳ぐオダジン放送局

日々フラフラっと回遊しながら気づいたことをラジオでフリートークするようにお届けします。ラジオ好き、少年ジャンプ好き、ハンバーガー好き、ヒトが好き。※本ブログの内容は、私個人の考えです。所属する組織・団体とは関係ありません

タニモクは予想外な目標が出てくることではなく、他人と一緒に対話しながら目標設定することに意義がある

今日は「タニモク会」に参加してきました。タニモク会とは「他人に目標を立ててもらう会」の通称で、自分だけでは発想できないような目標を他人の力を借りて立ててしまおう!という会です。

DODAの未来を変えるプロジェクトに投稿され、3000超の【いいね】が付いている、注目のプレイフルな目標設定のやり方です。詳細はリンク先参照

https://mirai.doda.jp/theme/looking-back-planning/goal-set-by-others/

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目標設定がつまらなくなるのは今の延長線で考えるから

今回やってみて気づいたのは、他人の目標を考えることがとても楽しく、その楽しさは「今の延長ではなく、今と違う方向に目標を立てているところにある」と感じました。

そうすると自分の目標を立てる時のつまらなさは「今の延長線で考えてしまうこと」にあると言えそうです。

今の延長で考えないと自由に発想できるから楽しい

今の延長線で考えると、思い込みやしがらみ、制約事項などによって置きに行った目標「まあこの状況ならこうするしかないでしょ」のような声が聞こえてくる目標になりがちです。

他人の目標を立てる時には、本当に自分がその状況に成り代わって何かをする訳ではないので、何にも囚われず、ある意味で無責任に、自由に発想できるため、今の延長線ではない方向に目標を立てることが容易です。

今の延長線ではない方向で目標を立てることは、自分の目標設定を楽しいものにするポイントになりそうです。

なぜ立ててもらった目標が予想の範囲を超えなかったのか!?

今回は4人グループで行ったので、自分の目標を3人に立ててもらいました。やりとりの様子を見ていて、おそらく私だけが、自分の予想の範囲内の目標だったようです。

上述の通り、タニモクの面白さは「他人に立ててもらった目標が自分の予想の範囲を超えていること」にあると思っているので、なぜこのような結果になったのか原因を考えてみました。

予想の範囲を超える目標が出てくるための3つのポイント

同じグループのメンバーと3人と、帰りがけにリフレクションナイトから参加していた2人にも、疑問をぶつけてみた結果、以下の3つがポイントなのではないかと考えました。

近況を紹介する一枚の絵に文字は書かない

私の書いた絵には文字がたくさん書かれていました。近況を短時間で理解してもらう必要があると考えて、網羅的かつ、わかりやすくなるようにと考えて文字の説明を入れていました。他の人たちは、かなりザックリなものから上手なものまで絵の上手さにバラツキはあれど、どなたも言葉を使っていませんでした。

事前課題の一枚の絵は、事前ではなく、むしろ会のスタート時に5分で書くくらいがちょうど良いかもしれません。(参加のハードルも下がりそう)

近況を紹介するときに課題にフォーカスし過ぎない

文字を書いていたこともあってか、近況について話したり質問に答えたときに、課題にフォーカスし過ぎていたようです。(グループメンバーからのフィードバック)

近況というよりも現状の課題を理解してもらってしまったため、出てきた目標が課題解決的な目標になってしまっていたのかなと考えられます。

近況報告と質問タイムの対話部分はグループごとに行うため全体ファシリテーターがファシリできない部分なので、工夫が必要になります。今日はグラントルール的なTIPSが印刷されてテーブルに置いてありましたが、何かもう一工夫できないか今後の実践で試行錯誤してみたいところです。

私が〇〇さんと「君の名は」状態になったら

目標を考えるときや、立てた目標をプレゼンするときの前置きとして「私が〇〇さんだったら1年後の目標はこのように立てます」ではなくて、「〇〇さんと君の名は状態になったら!?」〜ここで前々前世のサビBGM〜みたいな流れが良いかなと思います。

言葉を変えて言うと、「私が〇〇さんと入れ替わって一年間過ごすとしたら、こんな目標を立てて生きてみます」のような言い方がわかりやすいかなと思います。こうすることで、非現実感が生まれて発想が広がるように思いました。今度実践でやってみます。

予想の範囲内の目標は背中を後押しする効果アリ

ちなみに私の目標が予想の範囲内で面白くなかったかのように書いていますが、そうではありません。私の場合は予想の範囲内の目標が出てきたことで、自分の背中を押してもらえたなと感じました。

「そっか、この状況だったら、やっぱりこうするべきだよね。間違ってなかったわ。」という安心感のようなものが背中を押してくれたのかなと思います。

「タニモク=予想外が出てくる面白さ」はあくまで一面だとすると、タニモクを実践するときに、「予想外を出させようとし過ぎることに注意が必要」かもしれません。今後実際にやりながら検証していこうと思います。

 

素敵な明日を