泳ぐオダジン放送局

日々フラフラっと回遊しながら気づいたことをラジオでフリートークするようにお届けします。ラジオ好き、少年ジャンプ好き、ハンバーガー好き、ヒトが好き。※本ブログの内容は、私個人の考えです。所属する組織・団体とは関係ありません

戦いごっこは親子のスキンシップとコミニュケーション

この記事は8/28に投稿しています。

今日は子供たちとからリクエストされる、「戦いごっこ」について書いてみます。

長男(小1)は幼稚園の頃からスーパー戦隊仮面ライダーが好きで、今も欠かさず見ています。スマホやゲーム機でゲームをやらせていないこともあってか、彼はヒーロー関連の遊びに興じていることが多いです。

ヒーローの格好をしたり
主題歌を歌ったり
セリフを真似したり
シーンを再現したり
ロボットのオモチャで遊んだり、
レゴで武器を作ったり(作る度に工夫していて驚きます)

そして、彼が私にリクエストしてくるのが、

【戦いごっこ】です。

正直、この戦いごっこ、私にとっては1番苦痛な時間です。。

親兄弟や友達を相手に、ぶったり蹴ったりして欲しくない、と言うのももちろんありますが、それ以上に私が苦痛なのは、

【何がどうなれば良いのかが全くわからない点】です。

もう、こう書いてる時点で、「あぁオレってつまんないオヤジになっちまったな。。。」と気づいていることを先に書いておきます。笑

私は遊びと言えどやはり、何かしらのルールや共通理解の元で行われるものだと思っているので、いつも長男から「〇〇やろう!」と言われた時には、「お父さんにやり方教えて」とか、「〇〇はどんな遊びなのか説明してみて」のように質問しています。でもこういう質問に対して長男から出てくる答えは、

【正直、何をしたいのかよくわからない】んです。。

もちろんちゃんと聞こうとしてるんですが、理解しきれないことがほとんどで、どんどん矛盾が出てくるし、とりあえずやり始めてみると遊んでる最中に「それはダメだよ!」と私の行動を制限してきたり、私が彼の行動に「それおかしいでしょ!」と言えば「オレは〇〇だから良いんだよ!」と、こんなやりとりになるわけです。

例えば、トランプやオセロをやる時には、ゲームとして明確なルールがあるので、お互いにそのルールを守ることになります。こちらが「このゲームはこういうルールでやるんだよ」と言う説明をきちんと理解してくれます。ルールの中でどのように工夫すれば勝てるかについてもちょっとアドバイスするとすぐに覚えたり自分で考えて工夫したりしています。

【親としてはこの方が圧倒的に楽】だったんだなあと今書いていて気づきました。。こっちの土俵に引きずり込んだ方が楽ですよね。。

話戻りまして、戦いごっこ。

今日、公園で「戦いごっこしよう!」と言われた時に、ふと、私があんなにやりたがらない態度を見せているのに、こんなに何度もやろうと言ってくると言うことは、

【よっぽど戦いごっこやりたいんだな】と思ったので、難しいことを考えずに誘いに乗ってみることにしました。

彼が繰り出す必殺技に対して、ひたすら「ドカーン!やられたぁ〜!」と繰り返しリアクションを取る私。

ちょっと物足りなさそうな雰囲気に見えたので、こちらから敵キャラの技を繰り出してみると、その攻撃をかわしたり、やられた素振りをみせたり、突然無敵になったり(これが1番厄介。笑)、なんだか即興劇でもやっているような感覚になってきました。

私も面白くなってきて、長男を担ぎ上げたり、放り投げる素振りをしてみたり、気づくとエスカレートしていました。

そんなこんなで15分くらい経って、買い物に出かける時間になったので、「時間だから買い物に行こう」と言うと、アッサリOKの返事がきました。楽しいからもっと遊ぼう!となるかと思っていたので意外でした。

私なりに思ったのは、

【戦いごっこ=親子のスキンシップ】だったのかなと。

ぶったり蹴ったり(もちろん本気ではなくフリですが)も、見方によってはスキンシップと見ることもできるし、ルールの無い中で即興でやり取りするのはコミニュケーションと見ることもできるよなと。

ルールのある遊びを楽しむことも、きちんとした会話をするのも、もちろん大切なことですが、彼なりのやり方である「戦いごっこ」を受け入れて、一緒に楽しんでみることにします。

一昨日書いた、「目的の無い活動」に含まれそうだなと。

素敵な明日を