研修デザインとフィードバックスキルの関連
今日は自分の思考整理が進んだ1日でしたので、そのことについて書いてみます。
1.本やネットで調べ物をする中で整理
2.対話する中で整理
3.ワークシートを添削する中で整理
4.アウトプットする中で整理
こうやってどんな状況だったかを書いてみてわかるのは、思考整理だけをやろうとしていないということです。
私は何かをする中で思考整理が進んでいくことが多いと思います。行為の中の思考整理とでも言いましょうか。
大きな枠としては「インプット→プロセス→アウトプット」の行程なんですが、私の感覚だと、インプットやアウトプットの中に「小さなインプット→プロセス→アウトプット」の行程が連続していくつも入っている感じです。
こんな風に実際の行為は単純に見えていても実は非常に複雑なことがほとんどですが、研修では、これを出来るようになるために練習する必要があります。
複雑な行為を学ぶための研修をどのように考えるかというと、
・行為の構造を分解、単純化する
・プロセスとして並べ直す
・プロセスに必要なスキルを確認する
・どのスキルをどう学ぶか考える
こんな風に考えています。
これが出来るようになってきて、波及効果として身についたのは、フィードバックスキルです。
目の前の相手が取っている行為(言動)に着目して、上記の流れでよく見ていきます。(場合によってはヒアリングを行いながら)
すると、漠然としていた相手の問題点がボンヤリと見えてくるので、相手に確認しながらポイントとなることを伝えていき、ボンヤリを具体化していきます。
これ、問題解決とかコンサルティングでも基本的には同じなんじゃないかなと。
「我見る、ゆえに我あり」ってこういうことなのかな。
素敵な明日を