泳ぐオダジン放送局

日々フラフラっと回遊しながら気づいたことをラジオでフリートークするようにお届けします。ラジオ好き、少年ジャンプ好き、ハンバーガー好き、ヒトが好き。※本ブログの内容は、私個人の考えです。所属する組織・団体とは関係ありません

働き方改革ってマネジメントを機能させるってことなんだと思った

今日はドラッカー・スクールのジェレミー・ハンター教授のお話を聞けるチャンスに飛び込んできました。
http://project-initiative.com/information/jeremyhunterselfmanagement/

働き方改革が叫ばれる中で、いろんな手法や施策が取り上げられることが多いですが、今日の講座を受けていて私が思ったのは、

【働き方改革はマネジメントを機能させること】です。

会社や組織の働き方改革はマネジメントそのものだし、個人の働き方改革はセルフマネジメントそのものだなと。

ちなみに、マネジメントを「管理」と訳すことで日本人が誤解しているというのは、自分自身がこれから生きていく上で、しっかり刻んでおこうと思いました。

「マネジメントとは人間と創造にかかわるものである」

ドラッカー・スクールで学んだ本当のマネジメント(著:藤田勝利) P.9

※詳しくは本を読んでください

我々の事業は何なのか?
我々の顧客は誰なのか?
顧客は何を買うのか?

世の中で、働き方の先端にいる会社は、例えばこれらのマネジメントに関する問いに対してきちんと考えて話し合われており、それが経営者から社員に共有されるだけでなく、社員も自ら考える機会のある会社だなあと思いました。サイボウズさんとかね。

こういうところがしっかりしているから、何かを考える時に【自社にとって(自社の社員にとって)どうなのか?】を考えることから始めているのかなと。そして【自社とは?】に対する認識が社内でブレにくいから、議論の方向性が定まりやすく建設的になるのかなと。

良い働き方、良い仕組み、良い制度ってなんだろう?って手段や施策から考えてしまうと、当てはまらなかったり、浸透しなかったりして、表面的な改革になってしまうのは、【自社にとって】が抜け落ちている(足りていない)ためなんだろうなあと。

もし手段や施策から入ったとしても、それが自社にとってどうなのか?を議論するもしくは、そういうタイミングで【自社とは?】を問いかけて皆んなで考えてみるのが良いかも!これやってみよう。

個人の働き方の話も同じで、セルフマネジメントをしっかり機能させていくことにあるんだろうなと思いました。

「自分自身という貴重な資源を最大限活かし、成果をあげやすい準備をする」

ドラッカー・スクールで学んだ本当のマネジメント(著:藤田勝利) P.22

複業するとか、仕事バリバリとか、家庭を中心にとか、休みを多く取るとか、キャリアアップするとか、働き方に関する諸々のことは【自分自身に目を向けて耳を傾けて、素直になって自分自身をよく理解してから考えること】と、それを【一緒に働く人や暮らす人と共有して理解し合うこと】にあるんだなあと。

ハンター教授のお話と、参加者の皆さんのお話を聞いていてこんなことを感じました。

ドラッカーのマネジメント、じっくり学んでみたくなりました。まずは藤田さんの本を読んで自分の実践に当てはめてみます。

素敵な明日を