今日は、いや、今日も、新入社員研修を担当しております。果たして私は彼らの目の前にリンゴを落とせているだろうか?今日はそんなことを考えながら研修をやっていました。
なんでそんなことを思ったかと言うと、今朝読んだこの記事にあった、小笠原さんと言う方の言葉がキッカケでした。
アイザック・ニュートンの「リンゴが木から落ちたのを見て引力に気づいた」っていう逸話が好きで、でもある時、自分はニュートンのような天才ではないということが分かってしまった・・・。だったら、ニュートンのような「気づきそうな人」の前にリンゴを落とす人になれたらいいなと思って始めたのが、このアイザック・プロジェクトです。
「従業員ゼロ」が最高の職場? 小笠原治が挑戦する、持たざる組織づくりとは | 未来を変えるプロジェクト by DODA
この記事自体は新しい雇用や組織のあり方についての記事です。そちらの内容もすごく良い内容で、ぜひ見てもらいたいのですが、私はこのアイザック・プロジェクトの件が非常に刺さりました。
誰かの変化のキッカケをつくりたいという思いを「その人の前にリンゴを落とす」という行為で例えてくれた
研修の仕事を始めてから今に至るまで、「誰かの変化のキッカケをつくりたい」と思ってやってきました。何がキッカケになるかは人それぞれだし、ある時にはキッカケにならなかったことも別の時にはキッカケになるかもしれないし、いろんなアプローチもあると思います。
そんな捉えどころのないキッカケを作る側の行為を「リンゴを落とす」と例えたのが私のイメージとして持っていた「変化のキッカケ」とピタリとハマった感じです。
リンゴを落としているのか?リンゴを手渡しているのか?
今日もリンゴを手渡してしまったところが多々あったなあと、もしかしたらリンゴを落とすこともできたんじゃないかなあと・・・悶々とそんなことを考えております。手渡すのがダメなわけではなく、自分の中で使い分けが明確化できていないことが問題だなあと。
新入社員たちに気づきそうな状態はできつつあるので、こっからです。
素敵な明日を