今日は学生時代によく食べた天丼屋さんのことを書いてみます。
14年ぶりの天丼は変わらぬ味と価格でした
先日母校の神奈川大学に訪れた際に、懐かしいなと思って立ち寄ってみた、六角橋【天せ】の天丼540円です。
高校の頃からなので、計8年間、ちょいちょいと食べに行っていました。私の中で天丼と言えば、天せの天丼です。
特大サイズなわけでも、ネタがてんこ盛りなわけでもなく、普通のサイズで美味しく食べきれる天丼です。
14年ぶりに食べましたが、味も価格も変わらなくて、懐かしさと一緒に美味しくいただきました。
毎日続けることの尊さと大変さ
天丼をつくってくれたのが昔の店主にそっくりな人だったので「息子さんですか?」と思わず話しかけてしまいました。(ビンゴでした)
ちょうどお客さんの少ない時間帯だったのでそのままこんなことを話しました。
- 14年ぶりに来た
- 変わらない味、美味い!
- 久しぶりに来てお店があると嬉しい
「変わらない味でとても美味しい!」と言ったときに、店主の奥様と思われる方が、すごく嬉しそうにリアクションしていたのが印象的でした。
店主曰く「他は辞めちゃったとこも多いからね、うちもギリギリだよ。」と仰っていて、確かに商店街のところどころに新しいお店があったなあと、数時間前に通った景色を思い出しました。
今日の私のように、たまに来店する人にとっては、10分ちょっとの間に懐かしい気持ちになって美味しく食べて嬉しい気持ちになるだけですが、お店の人にとっては14年間毎日(ざっくり計算しても3500日、30000時間くらい)営業し続けているんだよなあと。それって本当に大変なことだし、すごいことだよなあと。
なんか、ふと、久しぶりに食べた天丼が美味しい!とテンション上がっていた自分は、知り合いの子供に会って「わ〜、赤ちゃんってかわいいね!」と喜んでいるときと同じかもしれないなと思いました。たまに見る赤ちゃんはかわいいけど、毎日一緒に過ごしてるとかわいい瞬間ばかりではないので大変なんだよな〜って思う感じと、お店の人が感じた気持ちは似ているのかもしれないなあと。
皆さんも天せの天丼をぜひ。
素敵な明日を
連続投稿365日達成まで後23日!