今日は最近私が実験していることをご紹介します。先日ヤフーのマインドフルネス体験をしてから、ちょいちょいと日常の中で意識しながら生活しています。
メガネを外して視覚情報を減らす
マインドフルネス体験で、自分のことをメタ認知(客観視)しようとしたときに目を閉じて視覚を遮断していました。
電車の中で同じように目を閉じて視覚を遮断することもできるのですが、寝てしまったり、立ったままだとやりづらかったり、何か他に良い方法がないかなと考えていました。
ある時、ふと、視覚を遮断するまではいかなくても、メガネを外せば視覚から入ってくる情報を減らすことはできるのでは?と気づき、早速試したところ非常に良い感覚を得ました。
注視しようとしている自分をメタ認知
私の視力は0.1程度の近視と中程度の乱視です。メガネを外すと5m先のものはかなりボンヤリとします。裸眼の状態だと意識的に目に力を入れて集中して見るとちょっと見える感じです。(乱視のズレを自分の力で矯正する感じです)
今回は視覚情報を減らしたい、できれば遮断したいので、メガネを外した裸眼の状態で、できるだけ目に映ったものを注視して見ようとせずに、ボンヤリした状態のまま過ごすことにチャレンジしてみました。
これ、やってみると最初は難しかったです。ボンヤリしているものに対して、無意識的になんとか見ようとして目を細めてしまいました。視覚情報はインプット情報の中でも影響を与えやすいと言われますが、視覚情報を得づらい状態になると、視覚情報を得ようとする無意識の動きを自覚しました。
その状態に気づけたので、そうなる度に、「あぁ今、見えないものを注視して見ようとしている自分がいるぞ、注視せずにボンヤリしよう」とメタ認知して行動を変えるように試みてみました。
視覚情報を減らすことで楽になれた気がする
私は日常的に観察することが好きで、街を歩けば看板やビルの壁についてるやつ、電車の中でも広告や電車内のちょっとしたパーツなど、ついついいろんなものを見てしまいます。人がいればもちろん人間観察もやってしまいます。
観察力自体は仕事にも活きていると思いますし、自分の良い部分だと思っているのですが、以下のようなデメリットも感じていました。
- いろんなことが気になり過ぎてしまう
- 見えたことを放っておけなくなる
- 見過ぎて疲れてしまう
目以外の要因も関連していると思いますが、特に最近は疲れを感じることが多くなりました。
通勤時、特に帰宅時にメガネを外すようにしてから少し疲れが緩和したように感じました。おそらくですが、通勤時間に無意識的に得ていた視覚情報を減らしたことで余計なことを考える機会が減ったことで目が休まり、思考も休まったのだろうと想像しています。
主観的に見ると累積するものが客観的に見ると累積しない感覚
また、視覚情報を減らしただけではなく、さらにマインドフルネスな状態を意識して過ごしたことも疲労感の軽減に繋がったように思います。
以前の記事に書きましたが、自分のことをメタ認知して、ポイっと横に置いておくことを繰り返していると、自分の状態を冷静に、客観的に見ることができるように感じます。
自分のことを主観的に見続けてしまうと、プラスのときもマイナスのときも、気持ちが累積してきてしまい、オーバーヒートしてしまうような感覚があります。
自分のことをメタ認知しているときは、自分のことを見続けているのに、気づいたことを手放すので、累積してくることがないのが疲労感の軽減の意味でも良いのかもしれません。あくまで私なりの感覚ですが。
メガネを外してボンヤリしていたら、街中で新入社員に声をかけられてキョドってしまった現場からお届けしました。w
ヤフーのマインドフルネス体験会と実践レポート - odajinの日記2.0(仮)素敵な明日を
連続投稿365日達成まで後20日!