泳ぐオダジン放送局

日々フラフラっと回遊しながら気づいたことをラジオでフリートークするようにお届けします。ラジオ好き、少年ジャンプ好き、ハンバーガー好き、ヒトが好き。※本ブログの内容は、私個人の考えです。所属する組織・団体とは関係ありません

ダイバーシティをオーバーホールしてみた

今日は昨日開催したリフレクションナイトについて書いてみます。

※リフレクションナイトは定期的にみんなで集まって作戦タイム(リフレクション)しようぜ!っていうコミュニティです。

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今回のリフレクションナイトは、企画を練り練りしていたときに、私の時計のオーバーホールの見積り電話がかかってきたところからインスピレーション!

「分解掃除ってリフレクションっぽいよね」と、そのまま企画にしちゃいました。

分解して細かく分けるって大事!

仕事も詳細なタスクに分解することが大事と言われますが、気になっていることやモヤっとしていることも分解してみるのが大事ですね。

今回、私は「ダイバーシティ」を分解してみました。

ダイバーシティをテーマにあげてくれた人がいたのですが、分解するテーマにダイバーシティが出てくるなんて企画段階で思ってもいなかったので、どうなるのか面白そうだったので、テーマオーナーと、もう一人と、私の3人で一緒に分解してみました。

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※以下、記事内で写真上段・中段・下段と記載のある箇所では上記写真内を指します

第1段階:分解する

ダイバーシティは分解するとどんなパーツで作られているのか、各自付箋に書いてみました。書いたものを貼り出しながらグルーピングしてみたのが写真上段です。こんな3つのパーツ(カテゴリ)に分かれました。

  1. 属性
  2. 関係性・作用・歯車

付箋に書いた言葉が何を意味するのか、お互いに説明することで、相手がどんな解釈でダイバーシティを捉えているのかがわかってきます。それをグループ化していくことで、3人の共通認識になっていきます。この過程がすごく重要だと感じました。特に今回は時間を長めに(30分強)とっていて、じっくり話すことができたので、分解したものに対する納得感が高かったです。

第2段階:状態を確認する

次に、分解したパーツがどんな状態なのか確認します。時計の場合は例えば、汚れているのか、どんな汚れなのか、油が切れているのか、壊れているのか、このようなチェックをします。

それと同じように、自分たちで分解した言葉に対して、今それはどんな状態にあると認識しているのか?について話していきます。そこで出てきたのが写真中段です。

第1段階の分解中は3人とも探り探りで、あんまり会話のテンポが上がらず、盛り上がってこなかったなと感じていたのですが、状態確認では、「これって今、あーだよね、こーだよね、そーだよね」と、会話のテンポか良くなってきて、3人のテンションも盛り上がってくるのを感じました。

ダイバーシティという漠然とした言葉について分解しながら、言葉の意味について認識合わせをしていたので、共通理解のもとで状態について話すとができたのが盛り上がりの理由なのかなと思いました。

第3段階:修理方法を考える

最後に、パーツの状態に合わせた修理方法を考えます。この「パーツとその状態に合わせた」と言うのがミソだと思います。

時計だと、壊れていたらパーツを交換します、汚れていたら掃除します、油が切れていたら注油します。

対象が明確になっていて、その状態が見えていると、取るべき対応が自然と出てくる感じです。出て来たものが写真下段です。

第4段階:見積りについて感想を伝える

第1〜第3段階を終えたところで、オーバーホールの見積りが出来たということになり、テーマオーナーの人に見積りの感想をもらいます。写真右上の赤文字部分です。

テーマオーナーも第1〜第3段階に参加しているので、感想をもらいながら議論の振り返りも兼ねて対話する感じです。

止まった時計が動き出すように、未来に進むチカラを取り戻す

今回のオーバーホールをベースにしたワークでは、実際に修理するアクションまでは行いませんでしたが、自分の課題をテーマにワークをやってみたら、前に進むチカラになったのではないかなと感じました。

一緒にワークをやっていた方からは、マネージャー研修で今回のダイバーシティのようなテーマで、やってみたら、お互いの認識共有できて、課題も見つかって、対策も検討できて、いいんじゃない!?とのコメントがありました。

 

僕をオーバーホールする日?!(9/14 RN) | リフレクションナイト ~みんなの作戦タイム~

 

素敵な明日を

 

※追記

Facebookでこんなコメントをいただきました。

ダイバーシティとは概念であって、対象によってダイバーシティが錆び付いてるか、ピカピカなのか違うと思うので、ここまでのアウトプットにはならないのではと思いました!

ここでのダイバーシティはどう定義された、もしくはみなさんの認識はどう共有されていたのかが気になります!

(例えば、ダイバーシティのままだと時計という概念でしかなく、青木の時計は錆びてるけど、おだじんの時計はピカピカってゆー意味です)

私からの回答コメントは以下です。

グループの話し合いとしては、スタート時は「世の中一般に言われるダイバーシティ」について話し合っていこうとスタートしました。イケテナイ会社のダイバーシティのような特定の場所や環境のダイバーシティを分解したわけではありませんでした。

第1段階は、そもそもダイバーシティとは何だろう?と思って、ダイバーシティという言葉に内包されている意味を分解してパーツにしてみました。「そもそも時計とはどんなパーツで構成されているのか確認してみる(認識合わせしてみる)ためにバラしてみた」ですね。

第2段階で、バラしてみたパーツが今どんな状態なのか?(錆びてるのか、汚れているのかなど)を、認識合わせしていきました。この時は「世の中=日本」と捉えて話していました。

「日本のダイバーシティって上手く動いてないよね」という暗黙の了解のもとに話していたのかもしれません。

さらにコメントいただきました。

ありがとうございます。
日本のダイバーシティって上手く動いてないよね、というキーワードで良く分かりました!

コメントありがとうございました!

※追記ここまで