泳ぐオダジン放送局

日々フラフラっと回遊しながら気づいたことをラジオでフリートークするようにお届けします。ラジオ好き、少年ジャンプ好き、ハンバーガー好き、ヒトが好き。※本ブログの内容は、私個人の考えです。所属する組織・団体とは関係ありません

私の趣味は美容室です。

今日は髪の毛をカットしてきました。そしてついにこのブログに「美容室」というカテゴリを作ってしまいました。美容師でも美容関係者でもないのにね。w

このブログで「美容室を楽しむ」という趣味を確立していこうと思います。

久しぶりのスタイリストさん全員制覇キャンペーン!

前回カットしてくれたスタイリストさんにまたお願いしようかなあと思って仕事終わりに電話してみたところ、今日はお店が振替定休日とのことでした。

今月中にカットするには今日しかなかったので、久しぶりに本店(※1)に行って「目指せ!お店のスタイリストさん全員制覇!〜初めてのスタイリストさんを楽しもうキャンペーン〜」が発動しました。

お馴染みの美容師ロスの乗り越え方 - 泳ぐオダジン放送局

改めて数え直してみたら今回で6人目のスタイリストさんでした!コンプリートまでゆっくり楽しみます。

(※1:いつも行く美容室には最近別コンセプトのお店が出来て、そちらに行ってました)

カットは道具を介して、シャンプーは身体が直接触れ合う

いつも通う美容室はシャンプーにこだわりのある美容室です。今日担当してくれたスタイリストさんもお店に惹かれたキッカケのひとつにシャンプーを挙げていました。

通っているお店でシャンプーを経験する前までは「どうして美容室にはシャンプーのみのメニューがあるんだろう?」と疑問に思っていました。もしそんな風に思っている方がいたら、ここのシャンプーを経験するとナットクできます。

シャンプーはお店の中では比較的若手の人(新人さん)が担当することが多く、毎回違う人がやってくれるので、今回のシャンプーはどんなシャンプーだろうなあと楽しみにしています。

今日はシャンプーをしてもらっているときに、うっすらと違和感を覚えました。普段はシャンプー中に目を閉じているのですが、目を開けて様子を観察してみました。するとシャンプー担当の方が、何故だか周りを気にしている様子が見えました。視線の先に何があるのかまではわかりませんでしたが、何度か視線を向けていました。

担当してくれた方の名誉のためにフォローしておくと、シャンプー自体は手順に則りやってくれていました。視線を向けていた理由がわからないので、あくまでも私の解釈ですが、何かしら集中できないことが起きていたんだろうなと。それによって、なんとなく気持ちが乗っていないように私がうっすらと違和感を覚えたんだなと。

「シャンプーする時ってどんなこと考えているんですか?」と質問をぶつけてみたところ、思案しながら答えてくれました。そこから会話を続けてみたところ、シャンプー担当の方の意識が自分に対して向いてきたように感じました。(あくまで私の感覚です)

会話の内容が興味深くて面白い内容になってきてしまい、後半は私の会話がシャンプー担当の方の集中の妨げになっていたかもしれません。シャンプーエリアは演出としても静かな雰囲気を作っているので、他のお客さんがいるときには私も自重しないとなと反省です。orz

説明が長くなってしまいましたが、どうしてうっすらと違和感を覚えたのかな?と思ったときに、シャンプーは直接手でお客さんの髪の毛や頭皮を触るので、やる方もやられる方も相手の様子を感じ取りやすいのではないかなと思いました。

カットするときにも髪の毛や頭皮に触れることはありますが、基本的にはハサミやコームを介しての接触がほとんどです。スタイリストさんにとってはハサミやコームは身体の一部のような感覚があるのかもしれませんが、やはり直接的な身体同士の触れ合いと、道具を介した触れ合いでは、伝達内容に違いが起きるんじゃないかなと思いました。例えばですが、こんな違いになるのかなと。

  • ハサミやコームを介して触れるときには相手のスキルが伝わってくる
  • シャンプーで手が直接触れるときには相手のスキルとマインドが伝わってくる

もっとも、カットしているときは鏡越しにスタイリストさんの表情や振る舞いが視覚情報として入ってくるので、そこから伝わってくるものもあるよなと。

シャンプー中は視覚情報が少ない(目を閉じたらゼロ)ので、身体感覚が敏感に働いているから気がつくのかもしれません。

今日の心残りは、シャンプーを担当してくれた方と直接このことについて会話する機会をつくれなかったことです。タイミングを逃してしまいました。美容師さん側の視点からだとこの感覚に違いがあるのかというのも聞いてみたかったですね。

お店の売りであるシャンプーを新人が担当する理由を考えてみた

上記のような体験をして思ったのは、失敗したらお店の評判を下げたり、馴染みのお客さんが離れてしまうかもしれないというリスクがあるにも関わらず、お店の売りであるシャンプーを経験の少ない新人に任せているのはスゴイことだなと。

改めて通っている美容室の本質に触れることができたように思います。以下は私なりに考えてみた新人に任せる理由です。

  • お店の売りであるシャンプーを体得させることで新人がお店の一員になった実感・自信を持てる
  • 慣れた人よりも新人の方が1回1回のシャンプーに緊張感高く真剣に向き合うのではないか
  • 結果としてお客さんからポジティブなフィードバック「気持ちよかった」をもらいやすいのではないか(仕上がり以外にお客さんのフィードバックをもらえるのはシャンプーくらいなのでは?と想像)
  • ポジティブなフィードバックをもらえると自信になり、次への原動力になる(ネガティブなフィードバックも次への糧になる)
  • カットやカラーという、やり直しのきかない一発勝負の世界で接客体験をスタートするのではなく、少しだけハードルの低いところから接客体験をスタートさせているのかな

あげれば他にもありそうですし、実際にどんな意図を持って取り組まれているのかわかりませんが、経営・顧客満足・育成・組織社会化など様々な観点から見てもよく考えられているなあと思います。

個人的には2番目に書いた「慣れた人よりも新人の方が・・・」というのは、たまにスタイリストさんにシャンプーしてもらうときにうっすらと実感することがあるので、良いアプローチだなと思っています。慣れてる人に常に新鮮な気持ちを意識して!と言ってもなかなか難しいんですよね。

今日カットしてくれたスタイリストさんが教えてくれた、「新しいカットの方法を試していて(自分の中での)最近の流行りがある」にもつながるところがあるなあと思いました。

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美容室って楽しい。

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素敵な明日を