泳ぐオダジン放送局

日々フラフラっと回遊しながら気づいたことをラジオでフリートークするようにお届けします。ラジオ好き、少年ジャンプ好き、ハンバーガー好き、ヒトが好き。※本ブログの内容は、私個人の考えです。所属する組織・団体とは関係ありません

ミテモと私の4年10ヶ月

今日は私の転職3部作の第3弾!実際に2019年1月から働き始めたミテモと私の間に、入社するまでにどんな関わりがあったのかについて書いてみます。退職エントリーっぽいタイトルですが入社エントリーです!w

第1部:退職への想い

新卒で入って約15年働いた会社を1年かけて退職した話 - 泳ぐオダジン放送局

第2部:転職活動

リファラル採用で転職活動してみた - 泳ぐオダジン放送局

第3部:ミテモと私の4年10ヶ月(この記事です)

今回も長いので、まずは目次から。

そりゃリファラル採用で入社するわ!

自分でこの記事を書いてみて、まず思ったのは、「そりゃリファラル採用で入社するわ!」でした。w

トータル4年10ヶ月、何度も関わる機会を持って、しかも徐々にディープな関わりになって、入社する頃にはミテモに関わる皆さんをたくさん知っているところまできていました。たぶん、ここまでやればリファラルで入社できる(入りたくなる)確率が高くなるのではないかと思います。

※ちなみにこの記事は1/20から書き始めたのですが、、、リファラル採用って時間をかければかけるほどに、お互いによくわかった状態で入社できる/採用できるよなと思いつつ、それでも入社して3週間でいろいろと「えっ!?」感じることがあるのだから、リアリティショック「0」は不可能だよなとね。(ボソっ)

ミテモとは

入社する前に、私がミテモに対して抱いていた印象です。

  • テーマが面白い(人材開発の領域の中でも自分が触れてないところや、人材開発からはみ出たり離れたところもテーマにしてる)
  • 関わる人が面白い(自分の分野・領域を持っていてキャラが立っている、社員やパートナーの人だけでなくイベントの参加者も面白い)
  • 発想も実際にやることも面白い(丸くせず、尖ったまま、検討しすぎて丸くなる前にやってみる感じ)

詳しく知りたい方は、最近リニューアルされたWEBをご覧ください。

ミテモ株式会社 | 学びを3歩、未来にすすめる

ミテモとの最初の出会い

あれは2014年3月7日の夜でした。私が参加している社外コミュニティ「リフレクションナイト」で、ミテモの澤田さんがストーリーテリングをやってくれたのがミテモとの最初の出会いです。

その時はファシリテーターをやっていた澤田さん(ミテモの代表)よりも当時インターンだったO里さんがワークの用紙を配ってる姿の方が印象強かったです。澤田さんゴメン。w

当時のリフレクションナイトのレポートはこちら(当時、東大の中原淳さんに会いに行った話題が懐かしい)

リフレクションナイト Vol.5 ~みんなの作戦タイム | リフレクションナイト ~みんなの作戦タイム~

ミテモに興味を持ち始めたキッカケ

これもリフレクションナイトの活動で、2015年9月11日、私が企画チームを担当した回で森本さんと知り合ったことがキッカケでした。

澤田さんが森本さんを連れて来てくれたのですが、森本さんは小学校教諭をやっていた経歴の持ち主で、その回で話されていた教員時代のエピソードが素敵で、何やらレゴを使ったワーク(当時はLSPを知らなかった)をやれる資格を持っているという、私にとってはとても興味をそそられる人でした。

そうそう、その回の企画でワークで発表してもらった内容を小冊子にまとめて、参加者に後日配布しました。(自社の研修でもそこまでやったこと無いのに。w)当時こういう会話をしたかどうかは覚えていませんが、「オダジンってこんなことやるのか〜」と澤田さんと森本さんの印象にも残ったんじゃないかなと。

ミテモにハマり始めたキッカケ2つ

1. 澤田さんと共創JAM SESSION

2015年10月(9月?)に澤田さんからこんな連絡がありました。

澤田「オダジンさん、◯月◯日空いてます?」

小田川「空いてますけど何かあるんですか?」

澤田「共創JAM SESSIONっていう官民合同の研修があるんですけど、受講者探してて、よかったらどうです?」

小田川「面白そう!行く!」

と言うことで2日間参加しました。当時のブログにこんな風に書いてました。

今回、なぜこの研修に参加したのかと言うと、理由はすごくシンプルです。

「誘ってくれた人が面白い人だから」

この一言につきます。ちなみにこれ、直感ではないです。私なりの定義だと直感とは「なんの前提もなくその瞬間に決断すること」で、今回はそうではなく、明確に自分にとって良い影響をもたらしてくれる面白い人からの誘いだったから決断しました。共創JAM SESSION振り返り② - 泳ぐオダジン放送局

なんか、私えらそうだな。w

共創JAM SESSIONは参加者としてガッツリ入り込んでグリグリやってメッチャ楽しかったことをよく覚えてます。(当時の書きっぷりからも伝わってくるなあ・・・)

2. 森本さんによるLSP

2015年12月28日に、澤田さんと森本さんの2人にお願いして、LSP「レゴ・シリアスプレイ」のプチ体験を当時の上司と後輩と私の3人向けにやってもらいました。

そして、その日の夜にリフレクションナイトの創設者お二人と私の3人で元々予定していた「リフレクションナイトのこれからを考える会」のファシリテーションを急遽、森本さんにLSPを使って即興でやってもらいました。

その様子をリフレクションナイトのメンバーにシェアするために、動画で予告編を作って、ポッドキャストで音声を配信して、ポッドキャスト聴きながら見るためのガイドブック作って・・・と、私はテンション上がってしまいそんなことをやっていました。リンク先を見ると当時の自分の興奮ぷりが蘇ります。

2016新春企画!レゴシリアスプレイで2016年のリフレクションナイトの理想の姿を語ってミタ!: 勝手にリフレクションナイト-Podcast

これを作りながら、澤田さんに「今日のやつをこんな風に使いたくて、いろいろ作ってみてるんですけど、良いですか?」とやりとりをして、快諾してもらったのを覚えてます。そして私がアップしたポッドキャストをBGM代わりに流しながら仕事してるというコメントをもらったのも覚えてます。

ちなみに LSP「レゴ・シリアスプレイ」については森本さんと飯田さん(この後登場します)が語っているこちらをご覧ください。

レゴで研修?! レゴを使って真剣に組織の課題解決に挑む2名の認定ファシリテーターに話を聞きました。|ミテモ HOMEROOM|note

こんなにあった!ミテモに関わったこと

ひとつひとつ自分のFacebookやブログ記事を読み返しながら書いてみましたが、ログを残しておくって大事ですね。そして、Facebookでの繋がりと頻繁な情報交換がなければ、こんなにも関わることもなかっただろうなと思います。SNSの良し悪しはありますが、社外の繋がりを充実させたい方には活用してみることをオススメします。

2016年6月:ミテモコレクションvol.1

Facebookの投稿で「キャリアや働き方を考える面白そうなイベントがある」とを知って、参加してみました。このイベントで飯田さんと初めて会いました。当時、飯田さんはミテモに転職してまもない時期で、「なんで前職の東証からミテモに入社したのか?」という話を聞いて、ミテモっていろんな人が集まってくる(集めてると言うよりは集まってくる)んだなあと改めて思いました。

飯田さんとは、この後何度もいろんな取り組みで一緒になるのですが、常に私とは違った視点やフィードバックをくれるメンター的存在です。

2016年7月:G A K U Y A/mitemo

Facebookの投稿で「ミテモのオフィスに遊びに行ける」と知って訪問してみました。おそらくこの時が私の初訪問だったのではないかなと思います。「あ、オフィスは普通なんだなぁ」と感じたのを覚えてます。当時の写真がFacebookに残ってました。

GAKUYA/mitemo

写真には写っていないのですが、この時に谷口さんと初めて会いました。ワールドピースゲームという教育シミュレーションゲームの話も興味深かったのですが、それ以上に谷口さんの純度の高いエネルギーに驚いたのを覚えています。今は宮崎県からリモートワークで働く、新しい働き方の実践者でもあります。

地方在住・採用担当として働く|ミテモ HOMEROOM|note

2016年9月:2025年の働く人の学びを語り合う会#3「神経科学×教育×IT」

澤田さんがFacebookで告知しているのを見て「行きたい!」と思ったのに、7月に行われた#1と#2に参加できず、やっと参加できると思った#3は台風で一度リスケされて、9月にやっと参加できました。

この時は神経科学の話を聞けて、参加者の皆さんと盛り上がって、私もその場の勢いでポッドキャストを収録してました。

「教育」x「神経科学」x「IT」から見えてきた2025年の働く人の学びとは?: 勝手にリフレクションナイト-Podcast

齊藤さんと初めて会ったのはこの時でした。「私もポッドキャストやりたい」と、ポッドキャストに興味を示してくれたのを覚えています。(齊藤さんは↓プレイフルストリートのお仕事マップの記事を書いてくれています)

2016年10月:共創JAM SESSION

澤田「オダジンさん、今年もやるんすけど、去年のを踏まえてこんな感じにしたいと思ってるんですが、デザインのとこから入ってみません?」

小田川「はい、よろこんで!」

前年の取り組みをさらにバージョンアップさせるとのことで、企画設計段階の打ち合わせに参加させてもらいました。

研修当日にもこんなやりとりをして、前年以上にグイグイやってました。

小田川「このタイミングでこれやった方がこの後に効くと思うんですけど、澤田さんどうです?って言うかオレできるんでやっても良いですか?!」

澤田「ええんちゃう、やってみよう!」

そして終わった後はファミレスで我らが師匠吉岡さんと私の2人で澤田さんにスパイシーなフィードバックをしまくった記憶が・・・。澤田さんスマン。w

昨日はミテモ主催の共創JAM SESSIONの2日目。ドラクエ的に言うと、勇者:澤田、魔法使い:吉岡、遊び人:小田川、のパーティーで冒険した感じです。いやぁ、楽しかった。

Facebookの自分の投稿より引用

2017年9月:共創JAM SESSION

澤田「オダジンさん、今年は夕張行きません?」

小田川「へ?夕張??い、行ってみたいかも。」

澤田さんとのコミュニケーションはこういう感じなんだなということは、もうこの時点ではすっかり自分に馴染んでいました。

夕張での経験はジワジワと自分に影響を与えてくれたなあと、今でも思います。

共創JAM Session in 夕張市 day1(前夜祭) - 泳ぐオダジン放送局

夕張は3日間泊まりがけだったので、いろいろじっくりやりとりしましたが、最後の日にこんなコメントをもらいました。

澤田「オダジンさんは、参加者としてグループに入ったときに、グイグイとメンバーに食い込んでいって焚きつけるところスゴイっすね。」

この言葉は嬉しかった反面、企画とかファシリテーター側じゃないのかなぁ(たしかにそういう人は他にもいるしな)・・・この力をどこで発揮できるかなぁ(この力を持ってる人が少ないなら活かしたいよな)・・・なんてことを考えたりしました。

そしてご一緒していた風間さんからもらったコメントも嬉しかったなあ。

どこでも小田川さん(どこでもドアー風に) - 泳ぐオダジン放送局

2017年11月:人事ユニットのミーティングに参加

11月から3ヶ月ほど、ミテモ社内の人事ユニットのミーティングに参加させてもらいました。ファシリテーター的に動いたり、人事経験者として話したり、中に入ってやらせてもらいつつ、皆さんの話を聞いていく中で、「おー、実際中はこんな感じなんだなあー。私の見てたところは一部分だし表層的だったなあー。」と思っていました。このミーティングの中で、うだちゃんのひたむきさとか人を想う気持ちに触れられたのは、入社に向けて自分の気持ちが固まっていくために必要だったと感じています。

人の心配をして泣き、自分と違う考えに感動できるひと @うだちゃん|ミテモ HOMEROOM|note

2018年1月:極む!ファシリテーターズ・ガチキャンプ

澤田「オダジンさん、年明けにこんなのやるんで出ませんか?詳しいことは吉岡さんから説明きますんで。」

小田川「え?なんなんすかこれ?」

この時は当日まで実態がよくわからなくて、年末年始に家族がインフルだったりで、しんどかったなあ。。

でも、このガチキャンプでの経験は、自分の立ち位置を企業内の人材開発の仕事から外側に出る後押しとなっていたんだなあと、振り返って思います。

「極む!ファシリテーターズ・ガチキャンプ」に講師役として参加してきました。 - 泳ぐオダジン放送局

2018年8月:プレイフルストリート

そういえば、プレイフルストリートには参加してなかったなあということで、家族で参加してみました。もはや誘われずとも参加するというね。w

あそびに没頭し、まなびに至る 〜ミテモのプレイフルストリート 2018 Summer〜|ミテモ HOMEROOM|note

このときは長男と一緒に「レゴでお仕事マップをつくろう」という飯田さんのワークに参加してみました。子供向けとか大人向けって分けずに一緒に楽しめるのって良いですよ。飯田さんがどんなことを考えてこのワークを実施されているのかについてはこちらの記事をどうぞ。

「レゴ®を使ってお仕事マップを作ろう!」企画の舞台裏|ミテモ HOMEROOM|note

社外活動でのミテモな人々との関わり

ミテモが主催するイベント以外でも、ミテモな人々との関わりがたくさんありました。印象的だったもののみですが、ピックアップしてみました。

2016年12月:澤田ごっこ

澤田さんの誕生日に、みんなで澤田さんのようにラテの写真とポエムを投稿してお祝いしようという企画です。詳しくは森本さんの解説をどうぞ。

澤田ごっこができるまで : きづきくみたて日記

2017年1月:都市農業の会

澤田さんと我らが師匠吉岡さんが朗読劇をやることになり、そこに谷口さんも参加してました。「都市農業の会やるから」と言われてもなんだかよくわからなかったんですが、気になったので練習風景を覗きに行ったらそのまま効果音担当になってみたり、その場の勢いでフライヤー作ってみたりしてました。打ち上げ終わりだったか、「バンドやろうぜ!」って盛り上がったけど、それは実現してないなあ。w

2017年7月:毎日ブログ書こうぜ

森本さんがFacebookで「30日間毎日ブログを書くプロジェクトに参加していて、その第2期目を始めました!」という投稿をしているのを見て、「私も混ぜて〜」と参加させてもらいました。

飯田さんも参加されていましたし、その後ミテモとの関わりを持つことになる高橋さんも参加されていました。(高橋さんとは↑夕張でも一緒でした)

高橋さんはライターとして活動されていて、いつも記事を読む度に「あぁこういう記事書けるようになりたい・・・」と勝手に悔しい気持ちになっています。

先日そんな高橋さんから、私の退職エントリーを読んだあとで、「書くの上手くなりましたよね」とフィードバックをもらいました。入社早々に嬉しかったです。高橋さんの文を読みたい方はぜひこちらの婚活シリーズを。

婚活初心者、詰む。 - ギブギブン

2017年12月:15分でチームワークを高めるゲームを試す会

森本さんが「この本に書いてあるゲームを試してみませんか?」とFacebookに投稿していたので即「やりましょう!」とレスポンスして実現した会です。

15分でチームワークを高めるゲームを試してみてわかったのは試すことの重要性だった - 泳ぐオダジン放送局

工藤さんとはこの時に初めて会いました。そしてこの1回しか直接対面していないのに、なんだか何度も会ったことのあるような感覚で入社後にやりとりしていました。(※この辺りは1/22に書いています。w)

2018年1月:ピア・メンタリング

飯田さんから「ピア・メンタリングというものをやるんですが、オダジンさんも一緒にどうですか?」とお誘いをもらって、参加してみました。飯田さんと谷口さんとはこのピア・メンタリングの約4ヶ月間、週1回ガッツリお話してました。

このピアメンタリングはちょうど前職を辞める決意をした頃からスタートしていたので、飯田さんと谷口さんだけでなく参加していた皆さんにはたくさん相談に乗ってもらいました。すごく良いタイミングに呼んでもらえたなと改めて感謝です。

12回やってわかったこと〜ピア・メンタリング12回目〜 - 泳ぐオダジン放送局

2018年8月:スナック 蛸、出汁、生姜、のんあるこーる。

「あー、これはミテモとしてやってたのか〜」とリンク先の記事を確認しながら思ったのですが、もう会社オフィシャルとか気にしなくて良いやと思い始めております。w

そういう曖昧さって許容できる人と許容できない人がいると思いますが、良い意味でこの曖昧さみたいなものはミテモの魅力だよなと思います。このイベントはまさに、「え?これ会社でやってるの?」の代表格です。

そういうことをやりたいって発案する人、OKしちゃう人、乗っかっちゃう人、楽しんじゃう人、社内にも社外にも揃ってるなあ、あ、自分もその1人だったんだなあとここまで書いてやっと気づきました。w

社交場、スナック、自分でやっちゃう - 泳ぐオダジン放送局

オマケ「あれ、気づいたら前職同期がいた件」の真相

ミテモには私の前職の内定同期(入社年では1年先輩)がいます。この記事でHoloLensを装着している乾さんです。

Microsoft HoloLensが届きました!|ミテモ HOMEROOM|note

ミテモに乾さんがいることを知っている人たちからは「え?乾のいるとこころへ行くの?誘われたの?」と良く聞かれたのですが、「お互いに誘われていないし、誘っていない」が正解です。乾さんも同じように聞かれたらしいので、傍目から見るとそう見えてしまうんだなあと言うことがよくわかりました。

澤田さんの一言「決めなくてもいいんちゃいます?」

最後にミテモの代表である澤田さんとのエピソードをひとつ紹介して、ミテモと私の記事を締めくくります。

2018年10月に澤田さんと入社に向けて具体的な話をすることになり会話しました。その日はいろいろあって気持ちがドヨーンとしていたこともあり、こんな会話になってしまいました。

澤田「オダジンさん、何やりたいですか?」

小田川「うーん・・・↓、とくにないんですよね・・・↓、まあ外向きに活動することは外せないですが・・・↓。。。」

おそらく、こんなやりとりをしたら、不採用になる可能性が高いと思いますので、真似しないでください。w  ブログにも当日の私の心境が綴られています。

モヤーっと感は隠せない - 泳ぐオダジン放送局

そんなやりとりをした後、あるときに澤田さんがこんなことを言ってくれました。

「(決めてあるべきと思われてることって)決めなきゃいけないんですかね?決めなくてもいいんちゃいます?」

 

これだけ書いてもまだまだ紹介できていないコトがあり、ヒトがいるのがミテモという会社です。まだ私も体験できていないコトがたくさんあり、やりとりできてないヒトもたくさんいるので、これから毎日楽しみです。

 

素敵な明日を