今日は転職3部作の番外編として、様々な人から質問されたことを紹介してみます。
辞める理由系
- なんで辞めるんですか?
- 何かあったんですか?
- ◯◯が原因ですか?
- 会社嫌になっちゃったんですか?
辞める理由を聞きながら、辞めると聞いた時の驚きを落ち着かせていくようにしているのが印象に残っています。
辞めると聞いたら誰もがその理由を質問するものだと思いますが、比較的アッサリしていて直ぐに「次は?」と未来の話題に切り替える人が多かったです。グイグイと質問してくれた人は、辞めることを惜しんでくれて、なんとか辞めることを止められないかと考えながら聞いてくれていたように感じました。本当に有難い。
会社嫌になっちゃったんですか?という質問と関連しますが、何人かの方から「オダジンは会社好きだから、ずっといるものだと思ってた」という反応をかなりの方からもらいました。「会社の顔」とまで言ってくれた方もいて、本当に有難い限りです。幸せと申し訳なさを噛み締めながらやりとりしていました。
何故退職したのかについては、こちらの記事をご覧ください。
新卒で入って約15年働いた会社を1年かけて退職した話 - 泳ぐオダジン放送局
転職先はどんなところ系
- 独立・起業ですか?
- 起業しないんですか?
- 転職ですか?
- どこ行くんですか?
- ◯◯系の業界ですか?
- どんなとこですか?
- 何やってる会社ですか?
- オフィスどこにあるんですか?
辞める理由がわかったら、次に気になるのは「次はどこに行くのか?」ですが、面白いなと思ったのは「起業ですか?」と声かけられることが多かったことです。
後輩が前年に独立して自分で事業を立ち上げるチャレンジのために辞めていたこともあって、転職ではなく独立・起業というイメージがあったようです。
「◯◯さんのところに行くんですか?」とその後輩と一緒に何かやることまで想像されていたのには思わず大笑いしてしまいました。すごい想像力!私でもそれは考えなかったなあと。
オフィスの場所も毎回のように聞かれました。そして毎回のように、「あ、そんなに遠くないんですね、じゃあどこかで会いそうですね」と距離感を確認されました。
どんな会社なのかは、こちらの記事をご覧ください。
条件・転職理由系
- 給料いくら上がるんですか?
- 給料上がらないならどうして行くんですか?
- そこに決めた理由はなんですか?
- 職種はなんですか?
- なにをやりたいんですか?
- なにをやるんですか?
- 複業OKなんですか?
どこに行くのかがわかったら、転職する人に1番聞きたい質問なのではないかと思う「給料の話」が出てきます。すごいなと思ったのは、「転職=給料上がる(上げる)」という前提で考えている人が多いことです。
ここ1,2年くらいのITエンジニアの転職では、100万上がるのはザラにあって、私が聞いた最高額は300万上がった話がありました。ITエンジニア以外でも「転職=キャリアアップ」と捉えれば、年収を上げることを求めておかしくありません。
今回私は現状維持だったので、人によっては「なんで?」と不思議に思われていました。私としては、転職市場における人事・人材開発系の仕事の相場感と、今回の採用枠の内容、自分の年齢と知識経験スキルから考えたら妥当かなと思えたので違和感はありませんでした。
私の場合、辞める理由と行き先と何をやるかをセットで答えることが多かったので、何をやるのかとか、やりたいことはなんなのかとか、その手の質問は少なかったです。
身を案じてくれる系
- 奥さんは反対しなかったんですか?
- 奥さんは何て言ってるんですか?
- 家庭とのバランスは取れるんですか?
- 収入は確保できるんですか?
これまでに書いたエピソードの中では、退職・転職について家族とどのようなやりとりをしたのか、触れていませんでした。あえて触れなかったわけではなく、正直、書くほどのネタがなくて触れていませんでした。
妻とは3年前に転職活動をした時にも話しましたし、今回もかなり早い段階から話しました。妻の答えはシンプルで、「収入が減らなければOK、以上」でした。我が家は稼ぎ手が私だけの1馬力(妻は専業主婦)なので、私の稼ぎ=世帯収入ですから当然です。そこは私も理解していたので、「わかりました」と答えるのみでした。
お世話になった大先輩の皆様からは、「奥さんと子供たちを大切に、不幸にするんじゃないぞ」と、非常に力強い檄をいただきました。
面白い系
- 次、社食にはいつ来るの?
- オダジン辞めても社食には行けるの?
- 新人研修の講師やりにくるの?
- 会社名は何になったの?
- ◯◯ってどうなの?
社内の人からも、社外の人からも、社食がらみのネタ質問をもらいました。w
有難いことに講師をやりに来いと言ってくれる人もいましたし、公開講座を担当するなら受けに行きますとまで言ってくださる方もいて、思わず拝みたくなりました。
最後の最後まで私が独立・起業すると思っていた方もいて、情報がどこからどう伝わったのか、噂や勘違いって怖いなと思いました。
私個人の退職や転職について、たくさんの方に気にかけていただき、本当に自分は恵まれていたんだなあと、幸せものだなあと、噛み締めております。
辞めるときに質問をくれた人たちに次に会うときは、「新しいところはどう?」と質問されることが多くなると思うので、自分でもどんな風に答えるのか、どんな反応をもらえるのか、とても楽しみです。
素敵な明日を