泳ぐオダジン放送局

日々フラフラっと回遊しながら気づいたことをラジオでフリートークするようにお届けします。ラジオ好き、少年ジャンプ好き、ハンバーガー好き、ヒトが好き。※本ブログの内容は、私個人の考えです。所属する組織・団体とは関係ありません

1番好きな焼き菓子「フロランタン」を作ってみた

昨夜、オンラインで会話していた皆さんと、お菓子を作る話題になりまして、「よし、週末にお菓子作りましょう!」と私から提案したので、作ってみました。

私の世界一好きな焼き菓子「フロランタン

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いつの頃からか、焼き菓子の中ではフロランタンが好きでした。サクッとしたクッキー生地と、キャラメルにまみれたスライスアーモンドの塊を同時に食べられる食感の楽しさと、甘さの背徳感がたまらないのです。w

材料は意外とシンプル

今回はDELISH KITCHENのレシピを使って作ってみました。

サクッと香ばしい! フロランタンのレシピ動画・作り方 | DELISH KITCHEN

材料 12個分
クッキー生地

  • 薄力粉 100g
  • 無塩バター 80g
  • ラニュー糖 30g
  • 卵 1/2個分

キャラメル

  • 無塩バター 30g
  • ラニュー糖 50g
  • はちみつ 大さじ1
  • 生クリーム 大さじ3
  • アーモンドスライス 60g

自宅に在庫ある系の材料が多くて助かります。今日は無塩バターと生クリームとアーモンドスライスを新規に近所のOKストアで購入してきました。

お菓子作りは極たまにしかやらないので、バニラエッセンスみたいな、残った後の使い道に困る系の材料が含まれていないのが有り難いです。

調理器具で必要なものはこんな感じです。レシピによっては型に入れて焼いてるものもありますが、型なしでも作れました。(後述しますが、型なしで作る場合ちょっと注意点あり)

  • ボール(大と中)
  • 計り
  • ゴムベラ
  • 粉ふるい
  • クッキングシート
  • 伸ばし棒
  • 小鍋
  • オーブン機能のついた電子レンジ

 

さあ、それでは作りますよー。

 

作り方も意外とシンプル

工程としては3つに分かれます。

  1. 土台のクッキー生地づくり
  2. キャラメルまみれのアーモンドづくり
  3. 仕上げの重ね焼き

詳しい作り方はレシピサイトをご覧ください。以下は私が作ってみて気づいた点などを書いてます。

1. 土台のクッキー生地づくり

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材料をボールに入れてゴムベラで混ぜ混ぜしたものを冷蔵庫で15分冷やして伸ばして出来上がった写真です。レシピサイトでは正方形に伸ばしてましたが、気づいたら丸になってました。w

伸ばし棒でコロコロしてたら生地がくっついてきてしまったので、途中からオーブンシートを上に被せて、その上からバットで押し潰して伸ばしました。

パンとかピザなら打ち粉すれば良いけど、クッキー生地だとそうはいかないよなぁと思っての対策でしたが、結果的に均一に伸ばせたので良しとします。

伸ばした生地をオーブンで焼けば、土台のクッキー生地の完成です。焼き終わりの写真撮り忘れました。orz

1.5 土台を焼く前にアーモンドスライス焼いてみた

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他のレシピサイトでは、アーモンドスライスをオーブンで焼くものがありました。クッキー生地を焼く前に、オーブンを予熱する必要があるので、ついでに焼いちゃえ!と思って焼いてみました。

焼いたアーモンドスライスの香ばしさに負けて、つまんでみたら、こりゃ美味い。w

2. キャラメルまみれのアーモンドづくり

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土台のクッキー生地の上に重ねた状態の写真です。キャラメルの材料を煮詰めるときに、フロランタンの完成系のイメージからは、もっと濃い色になるまで煮るのかな?と思っていたんですが、最後の焼きによってあの濃いめのキャラメル色になるんですね。知りませんでした。

キャラメルまみれのアーモンドですが、小鍋で煮ていると粘り気が出てくるものの、結構ゆるっとしています。これじゃ流れでちゃわないかな?と思っていたのですが、キャラメルは冷めると固まるので、クッキー生地の上に流して均一に整えていると少しずつ固まってきて垂れることはありませんでした。

きれいに端までキャラメルを塗って、あとは焼くだけ!

 

このあと起きる惨劇をこの時点では全くよそうできておりませんでした。

 

キャラメルは冷めると固まる

反対にキャラメルは温まると溶ける

オーブンで焼いたら溶けだす?

 

そう、なぜ、ここで気づかなかったのか・・・。orz

 

3. 仕上げの重ね焼き

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はい、見事にキャラメルが流出してしまいました。orz

これが、調理器具のところに書いていた、型なしで作る場合の注意点です。型があれば写真のように溶け出してクッキー生地の外に流出することはありません。型を使わない場合はキャラメル生地を伸ばすときに、端っこまで伸ばさずに、余白を残しておくことをオススメします。

 

やっちゃったな〜・・・とかなりテンション下がったんですが、ここでふと思いつきました。

 

キャラメルは冷めると固まる

温かい内なら整形できるんじゃね?

 

はい、オレ天才!w

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流出したキャラメルまみれのアーモンド部分を折り返すようにして、クッキー生地エリアに重ねてみました。そして割れないくらいの力でプラスしてキャラメル同士がくっつくように・・・これを一周やりきってリカバリー成功!

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食べやすいサイズに細かく切り分けてみました。見た目も断面も、パーフェクトなフロランタンが出来ましたよ!

実食!美味い!妻からも美味しい!の一言が!

待ちきれず、まだキャラメル部分がほんのり温い状態で実食!

 

おー!ちゃんとフロランタンだ!

 

キャラメル部分が少し柔らかい状態のフロランタンなんて、市販のものでは味わえないわー。自分で作ったからこそ味わえる特権ですね。

 

何を急にフロランタンなんて作ってるの???と疑問だらけだった妻も、食べてみて「美味しい!」とリアクションしてくれました。

 

少し冷めてきて、キャラメル部分が固まってきたところを食べると、市販のフロランタンそのものです。いやー、最高。

 

お菓子はレシピ通りに軽量して作ればうまくいくが・・・

ご飯もそうですが、料理の中でも、特にお菓子はレシピ通りに軽量して作れば、美味しくできますね。

 

美味しくできるのは喜ばしいことなのですが、レシピ通りにお菓子を作ると、バターと砂糖の量が尋常じゃないことに気付かされる・・・これはもう毎回思います。。。orz

 

私は料理を作る時に、計量せずに目分量で作ることがほとんどです。またレシピサイトなどを参考にするときも、砂糖や塩は書いてある分量よりも減らして作ります。私が薄味の方が好きなのかもしれませんが、レシピ通りに作ると濃いと感じることが多いんですよね。

 

でも、お菓子作りでは、自分のいつものやり方ではなく、きちんと計量して、レシピ通りに作らないと、ほぼ100%の確率で失敗します。昨夜、お話ししていた方が言ってました、「お菓子づくりは化学反応だ」って。

 

フロランタンを作るぞ!って決めたときは、出来上がったら、丸ごとガブりっ!と食べてやるぜ!!と意気込んでいました。

 

が、しかし!自分で作ってバターや砂糖の分量を知ると、とてもじゃないですが、一気に食べようとは思えません。小さく切って、少しずつ食べることにしました。

 

あとでコーヒー淹れて、ゆっくり味わおうっと!

 

素敵な明日を