泳ぐオダジン放送局

日々フラフラっと回遊しながら気づいたことをラジオでフリートークするようにお届けします。ラジオ好き、少年ジャンプ好き、ハンバーガー好き、ヒトが好き。※本ブログの内容は、私個人の考えです。所属する組織・団体とは関係ありません

自分にとっての陸上競技を振り返る

この記事は8/13に投稿してます。

世界陸上の日程も残りわずかになってきました。

中学高校と陸上競技をやっていたのですが、記録は平凡以下の記録で、練習もそれほどストイックにやっていたわけではなかった私ですが、陸上競技ってなぜか面白かったです。

記憶に残っている初めての世界陸上は、1991年の東京大会です。カール・ルイス選手の100m 9"86の世界記録とマイク・パウエル選手の走幅跳 8m95cmの世界記録(走幅跳はルイス選手との勝負も)がとても印象に残っています。パウエル選手の助走のポーズを真似したのがとても懐かしいです。ちなみに小学生まではスポーツをまともにやったことが無く、運動神経も良いわけではありませんでした。

中学1年で友達の誘いに乗っかって陸上部に入って最初の記録会で出した100mの記録が16秒台でした。同級生の女子の大半のメンバーにも負けていたので相当遅かったのですが、あんまりショックではなく、自分はこんなもんだと思っていたことを覚えています。

2度目の記録会は1500mに出場して記録が5分20秒くらいでした。自分ではどのくらいの記録なのか全くわかっていませんでしたが、顧問や先輩たちから「おまえは明日から中長距離チーム」と言われたので、そこそこイケてるのかなと思ってました。でも正直このあと中長距離チームで練習していても記録が伸びてこず、走っていてもあまり楽しいと思ったことはありませんでした。極め付けは校内マラソン大会で他の部員に負けてしまったことでした。

そこからは中長距離から気持ちが離れてしまったことで、自分の種目が定まらないまま、いろいろやっていました。一番ちゃんと取り組んだのは選手として競技にのぞむよりも部長としてチームをまとめることでした。(中学時代の自分のベスト記録を覚えていないくらい・・・)これは顧問の先生と良いメンバーに恵まれたことが影響していました。部長になってから顧問の先生と一緒にいろんなことを考えながら部活に取り組んでいる内に、たくさんのことを学びましたし、陸上競技の面白さも知りました。陸上競技の面白さを知ったのは、マンガ「デカスロン」のおかげもありますね。

高校入学当初は陸上競技を続けるつもりはなかったのですが、やはり友達の誘いに乗っかって続けることにしました。他にやりたいこともあったので、掛け持ちしながらやっていました。もうね、この辺で自分の陸上競技への向き合い方がよくわかります。そりゃ記録も出ないよ自分。。苦笑 でもなぜだか辞めずに高校3年まで続けました。

高校に入ってからは、顧問の先生のすすめもあって、やり投げをやってみたところ、楽しかったのですが記録は微妙でした。先輩がやっていた400mHにもチャレンジしたもののやはり走力が足りなくて記録は伸びませんでした。さすがに4年もやっていると自分のことがよくわかってきたことと、なんとか自分も県大会に出場したい!と思うようになってきました。学校の環境や部のメンバーにも恵まれて、自分の身体を鍛えることも楽しくなってきました。

走力はなかなかつかなかったもののジャンプ力はそれなりについてきたので、高校の最後は三段跳走高跳を専門にしました。走高跳は中学からやっていましたが、三段跳に取り組んだきっかけは1995年の世界陸上イエテボリ大会のジョナサン・エドワーズ選手の世界記録の跳躍18m29cmが衝撃的だったからです。今もまだ破られていない不滅の記録の一つです。

ちなみに高校時代のベスト記録はこちら。

走高跳 1m75cm(非公認)
三段跳 12m84cm(初めて県大会に出られた)

中学からふらふらといろんな種目をやってきて、大した記録も結果もない私ですが、高校3年の最後に八種競技に出場できたのが陸上競技をやっていた中で一番の思い出です。

マンガ「デカスロン」が好きだったこともあり、同級生のメンバーたちと記念に出ることにしました。横浜国際競技場で二日間にわたって競技したのは本当にしんどかったです。(ハーフマラソンにも出ましたが、それ以上に感じました。。)

しんどかったのと同じかそれ以上に、陸上競技をやってきて良かったなと思えたのを覚えてます。最初の記録会で100m 16秒台だった自分にとって、記録は大したことないものの、八種競技を二日間やりきれたことは自信になりました。

100m 12"53 (551)
走幅跳 5m72cm (527)
砲丸投 7m49cm (336)
400m 55"25 (589)
110mH 21"61 (233)
やり投 38m22cm (416)
走高跳 1m60cm (464)
1500m 5'02"01 (548)
3664点

本当に記録は平凡ですが、自分にとっては輝かしい記録たちです。

110mHはこの時が初レースだったのを思い出しました。スタート地点に立って、ハードルが並んでいる様子を見た瞬間に「これ無理だろ!」と思ったのは忘れもしません。。試合で一番の恐怖感を味わったのはあの瞬間ですね。

また競技場で走りたくなってきました。

素敵な明日を