今日は久しぶりに出会った人とのやりとりで感じたことを書いてみます。
自分のことを覚えてもらえていることの嬉しさを感じた
- 名前を覚えていてくれて「おだじんさん」と声をかけてくれた
- 以前会った時のことを覚えていてくれて「あれ、今日は青ベストじゃないんですね?」と質問してきてくれた
- 話したことを覚えてくれていて「◯◯って言ってましたよね」と確認してきてくれた
久しぶりに会った人とこんなやりとりをして感じたのは、覚えていてくれて嬉しいという感情と、この人と自分の間には関係性があるな(続いているな)と言う感覚でした。(私ももちろん相手のことを覚えていました)
覚えていることよりも、本人に伝えることが大変
こういう話をすると「記憶力がいいね」「覚えていられないんだよね」のように覚えていることに注目をされがちなのですが、覚えていることを相手に伝えることの方がスゴイと思うのです。
なぜか?と言うと、もしかしたら覚えていることが間違っているかもしれないからです。
人間の記憶は、例えばパソコンのHDDがデータを記憶するのと違って、不完全なところがあります。
- 記憶が曖昧でボンヤリとしか覚えていない
思い出すことができない(ハードディスクもデータ破損することありますが。。w) - 間違って別の人のことを思い出してしまう
このような不確かな状態で相手の人に話しかけたり、質問したり、確認したりすることは、常に間違えるかもしれないというリスクをはらんでいます。
間違えたらどうしよう・・・相手に失礼かもしれない・・・嫌われてしまうかもしれない・・・ここは黙っておこう・・・。
相手に伝えようとするとこんな思考になってしまうことがあります。仮に覚えていたことが間違っていなかったとしても、こんな思考になってしまったら伝えるタイミングを逃すか、伝えられずに終わってしまいます。
関係の質は、ぎこちなくても良いからやりとりし続けることで良くなっていく
その相手との関係をそこまで求めていないのであれば、リスクを回避してソツないやりとりで終わらせれば良いと思います。
もし、相手とより良い関係を築いていきたいと思っていたら、間違えてしまうリスクよりも、関係を築いていきたいという目的を優先してみると良いと思います。
もし間違えてしまっても、改めてその話題について会話してみれば、思い出すこともあるかもしれません。繰り返し話すことで記憶の定着を図ることもできます。
何より相手のことを知ろう・覚えようとする態度や気持ちが相手に伝わることが、関係性を築いていこうとする上で大切だと思います。
以前書いた新入社員181人の名前を覚える記事も参考にしてみてください。
181人の顔と名前を1ヶ月で覚えるたった1つのコツ - 泳ぐオダジン放送局
素敵な明日を