泳ぐオダジン放送局

日々フラフラっと回遊しながら気づいたことをラジオでフリートークするようにお届けします。ラジオ好き、少年ジャンプ好き、ハンバーガー好き、ヒトが好き。※本ブログの内容は、私個人の考えです。所属する組織・団体とは関係ありません

祝・スナックまりこ ~翠はカワセミと読む~

今日は友達のまりこさんがやっている、一夜限りの「スナックまりこ」に行ってきました。

社交場(SGP)イベントとは

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先日の「出汁、蛸、生姜、のんあるこーる。」に続いての社交場イベントです。社交場イベントは人が集まってワイワイして、持ち込みや手作りの料理を楽しんで、さらにワイワイするイベントです。

※社交場(SGP)=Social gathering place

社交場イベントの魅力

私の思う社交場イベントの魅力は「非日常の場所」「みんなで作る」ことと、「人のエネルギー」にあると思います。

非日常の場所

社交場イベントは居酒屋さんなどの飲食店ではなく、さまざまな場所を借りて行います。(飲食店を貸し切るスタイルもありかな)

今回の会場はSalon de Zuppaという元々はアトリエだったレンタルスペースでした。

高級レンタルスペース | 渋谷区 | Salon_de_zuppa

都会のど真ん中、建設中の国立競技場の目の前にあるのですが、建物自体の雰囲気がいわゆるオフィスビルや住宅とは違うため、建物に入るところから非日常感が始まります。

1階から5階まで螺旋状の階段を上っていくときに、タイムトラベルしているような、時間や空間を超越したような感覚になりました。(ただ単に暑い中、5階まで一気に上がって息切れしただけかもしれませんが。w)

そんな非日常を感じられる場所にいると、いつもの自分とちょっと違う気分や感覚になっていることが多いです。

「ゆったり、落ち着く、心地よい」のような気持ちになることもあれば、「緊張、ザワつき、居心地の悪さ」を感じることもあります。

どちらが良い・悪いではなく、自分の日常には無い感覚を味わえることが魅力なのだと思います。

ちなみに今日の私は、徐々に人が増えていくに従い、どこにいようかなと迷い始めていました。なかなかシックリこないなあと思いながら模索しているうちに、過去数回参加した社交場イベントでは厨房に入る機会が少なかったので厨房に入りたい!と思ってウズウズしてきました。

餃子の皮を包むタイミングを察知して「今だっ!」と思って厨房に入り、以降ほぼ厨房にいたのはこんな理由からでした。

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土日に家で料理をしているので、料理自体は私にとって日常ですが、家族以外の人たちに料理を振る舞うことは私にとっての非日常でした。

みんなで作る

飲食店だと店員さんがいて、料理や飲み物を提供してくれたり、会場内で何かやろうとするとサポートしてくれます。

社交場を借りてイベントをやるときは、会場側にスタッフがいないことがほとんどなので、みんなで少しずつ協力しながら、力を出し合いながら作ることになります。今回は主も会場にいたので心強かったですね。

みんなで社交場を作る感じは、文化祭に近いものを感じます。

「これあった方が良いんじゃないかと思って」と、食べ物や飲み物を自主的に持ってきてくれたり、「あ、荷物はそこね」「飲み物は何にする?」「今日はこんな人が来てるみたいよ」と、先に来ていた人が後から来た人を案内してくれたり、「これやりますね」「これやりましょうか」と、その場で必要なことや、自分にできることを見つけて動いたり、イベント時間中にイベントそのものが進化していくような、予定調和ではない、ジャムセッション的な感覚でみんなで作っていくのが魅力だなと思います。

みんなで作るにおいて、私が最も大事だなと思うのは、「その場を楽しむ参加者がいること!」です。

なぜみんなで作る上で運営側ではない参加者が大事かというと、全員が運営に回る必要は無いですし、むしろ運営する人しかいなくなったらそのイベントが誰のためのものかわからなくなってしまうからです。参加する人もイベントを作る一部だし、参加者も運営者も、それぞれがそれぞれに楽しむことが大事だし、楽しめるところが魅力だなと思います。

今夜も運営も参加も、どちらも楽しんでいる人がたくさんいるなあと厨房から見ていて感じていました。

人のエネルギー

今日は集まる人たちの人間力が高いからなのか会場内のエネルギーに満ちた雰囲気がスゴかったです。(人が多くて暑かっただけではないはず!)

社交場イベントは「やるよー!」って言い出した発案者に、そもそもイベントを開催するエネルギーが無いと始まりません。

私も今までにいろんなイベントをやってきましたが、自分にエネルギーが無いと出来ないし、その企画から自分のエネルギーが湧いてくるようなものでないとやりきれませんでした。

エネルギッシュな人が企画した、エネルギッシュな企画には、集まってくる人もエネルギッシュな人(もしくはそういうエネルギーを渇望している人)が多いように感じます。

今日は参加している人も多様だったので、いろんな人とつながりがあるんだなあと、まりこさんの人脈の広さを感じると同時に、「自分の友人知人を集めるぞ!」という発案者としてのエネルギーがすごいなと思いました。

人脈は作ろうと思えば作れるけど、人を集めよう思ってもなかなか今回のような企画は出来ないよなと。

そして、これだけの人が集まってくる(まりこさんに巻き込まれてくる)ことに対して、参加者一人一人のこの場に参加しようと思うエネルギー「そういうことやるなら行くよ!」がすごいと思いました。

前述のように厨房にいた私ですが、厨房から見える会場内の皆さんの表情や、聞こえてくるやりとりの内容を観察しながら「みんなスゲー!」と、波動のようなエネルギーを浴びながら、↑に書いたことなど考えていました。

ちなみに料理がひと段落した後も厨房にいたのは、みなさんの波動でお腹いっぱいなっちゃったからでした。w

社交場イベントの楽しさ=【場所】×【食】×【人】

以前こんなことを書きました。

これまでに人が集まるイベントをたくさんやってきましたが、「そこに美味しいものがあるとそれだけで楽しくなれる食の魅力」みたいなものを感じることが多いです。

自分で読み返していて、果たして美味しいものだけあればそれでオッケーなんだろうか?と思い始めました。

社交場イベントの魅力にも書いたように、【場所】と【人】も楽しくなる要素とするならば、【場所】×【食】×【人】の掛け算で楽しさが変わってくるのかなと。もちろんそれぞれに際立ったものがあることで、その場の空気がガラッと変わることもあると思うのですけどね。

 

書きながらふと、自分が運営に携わっているリフレクションナイトも、【場所】×【テーマ】×【人】が毎回違ったので、イベント・コミュニティとして、楽しさの鮮度が保たれていたんだろうな。定期的に【同じ場所】【同じテーマ】でやることは【初参加の人】をコミュニティに導入していくには意義があるけれど、【何度も足を運んでくれる人や運営する人】にとっては、楽しさの鮮度が落ちてしまうんだろうなあ。モンモンモン

 

 

まりこさん誕生日&スナック開店おめでとうございました!

そして参加された皆さん、楽しい時間をありがとうございました!最後の片付けを皆さんにお任せしてしまってすみませんでした。感謝です!

 

素敵な明日を

 

出汁、蛸、生姜、のんあるこーるの会の後に書いた記事はこちら

社交場、スナック、自分でやっちゃう - 泳ぐオダジン放送局