今日は1月のファシリテーターズ・ガチキャンプで一緒に講師役を担当していた鵜川さんのワークショップに参加してきました。実はガチキャンプでは鵜川さんのファシリテーションを体験できなかったので、今日はめっちゃ楽しみにしていました。内容としても、ここ最近、考えている自分のvisionについて語る会だったので、行くしかない!と。
ちなみに、1月のガチキャンプのお話はこちらから。
「極む!ファシリテーターズ・ガチキャンプ」に講師役として参加してきました。 - odajinの日記2.0(仮)
Visionがたりってどんなイベント?
「Visionがたり」がどんなイベントだったのかザックリ言うと、
- 少人数(今回は5人)で
- ゆったりとした雰囲気の中
- ガツガツせずに緩い感じで
- ワークと対話を通して
- 自分の中にあるイメージを感じ取りながら
- 自分の大切にしていることを可視化・言語化していく
こんなイベントでした。
企業研修などで「Visionを語る」なんて言ってしまうと敷居の高さや、重たい雰囲気を想像してしまいがちですが、このイベントは気軽に参加しても何ら問題ありませんでした。
むしろ気軽に参加して、
- 自分のvisionに初めて目を向けるキッカケにする
- 繰り返し参加して自分のvisionを少しずつ見つけていく・磨いていく
- 定期的に自分のvisionをチェックしてアップデートする
のに相応しい場だなと思いました。
鵜川さんが掲げているコンセプトに共感する方はぜひ一度参加してみて欲しいです。
Visionがたりをやってみて気がついたヴィジュアルからイメージすることの大切さ
今回のワーク中に鵜川さんが「オノマトペ」を多用されていました。(例:ドキドキ、ワクワク、ドーン!みたいな表現)
「言葉の前にまずイメージを大事にしてください」と言われてワークを進めていく中で、「あぁ、私はすぐに言葉(オノマトペのような抽象的なものではなくて詳細化・具体化されたワード)にしようとしてしまうなあ」と気づきました。以前、吉岡さんから「小田川さんは言葉の人」と言われたのはこういうことだったのかも!?と一人で合点してました。
実際、考える時にオノマトペから湧いてくるイメージを優先してみたところ画像内の写真や、画像内の左側に描いた絵のように映像が浮かんできました。
詳細化・具体化された言葉を優先してしまうと、自分の中ではまだ明確なものがないときに、可視化・自分の外側に表出させることが難しくなってしまいます。そういうときにはヴィジュアルやカタチ、音など抽象的なものから入ってイメージを優先しながら、徐々に言葉化していくことで、明確でなかったものが少しずつ輪郭を表してくるんだなと体験してわかりました。思えば、レゴシリアスプレイやPoints of Youのようなツールはまさにこういうことなんだよなあと。
この感覚は自分で何かを考える時にも、研修やワークショップで参加者に何かを考えてもらうときにも、意識して使い分けできるようになりたいです。
Visionがたりをやってみて気がついた自分に足りないところと足りてるところ
ワークの最後に自分のvisionを以下のような4つの項目で書き出しました。
- 自分が大切にしているものは?
- 何故それを大切にしているのか?
- 誰を幸せにするのか?
- どんなアクションがポイントなのか?
1と2は改めて書き出してみて、以前から大切にしていることを今も大切にしつつ、ここ最近の経験から追加されたものが含まれてきていることがわかりました。でも、もしかしたら既存の自分の延長線上で考えてしまっていて、既存の自分に囚われてしまっているのかもしれないなとも感じました。
3と4は書き出したものが非常に抽象度の高い内容でした。以前の自分は明確に3と4を持っていたのですが、ここを失った・見えなくなった状態にいることが如実に現れていました。
この3と4を見つけ出したくて考えているのが今の自分の状況で、なかなか出てこないから1と2についても疑った見方をしていたりするのだろうなと思います。今日やってみての感覚としては1と2は無理矢理切り捨てたり、無理矢理上書きするようなことは、しなくて良いんじゃないかなと気づきました。1と2を大切にしながらいろいろやってみて、3と4を見つけていこうと。
Visionがたりをやってみて気がついた対話することの大切さ
こうして改めて自分の内側から湧いてくるものに目を向けて見て思うのは、自分のことを見ることができていたようで見ることができていなかったなあと言うことです。
それと、改めて対話をしてみて思うのは、複数人でお互いの話を聞きつつやると、自分の話に共感してもらえたり、質問してもらえたり、対話のやりとりの中で考えたり気づいたりすることが多いなと言うことです。1人で考えたり悩んだりする時間も大事ですが、外に出て普段と違う人たちと対話しなければ得られないこともありますね。
ちなみに一緒に対話した方は3と4が非常に具体的だったので、「あ、私はここが具体的じゃないな」とその時に気づきました。
毎度書いていますが、やっぱり大事なんだよなー。。。
誰かを慕って集まる場って、場の力が生まれやすい
最後に今回印象的だったのは、全員の参加動機の中に鵜川さんを慕って参加している気持ちがあったことです。ある方は「何をやるかイマイチわからないけど鵜川さんに会いに来ました。」とおっしゃっていました。私も「鵜川さんの噂のファシリテーションと腕まくりが見たい!」って言っちゃいましたけどね。w
その時に、ふっと思ったのが、自分もそういう感覚で参加するイベントや、取り組むことを選んでる時ってかなり(いや、ほとんどかも?)あるなと言うことです。そして、だいたいそういうイベントは、パワフルな場が形成されて、イベントそのものも面白いことが多いと感じます。
- 慕われる誰かには慕われるだけの理由があり
- 同じ人を慕う人同士は共感性が高くなりやすく
- 参加者同士の関係の質が高くなりやすい
- 組織の成功循環モデルのように関係の質→思考の質→行動の質と繋がっていく
このようなパワフルな場が形成されやすい環境で、その場をより促進させられるようなデザインやデリバリーができるようになっていきたいです。
鵜川さん、一緒に参加したメンバーの皆さんありがとうございました!
素敵な明日を