研修講師にとって最も大切なのは自身の研修のPDCAを回せること、そのためにちゃんとデザインしておくこと
今日は先週の木曜日にグループワークが機能しなくなってしまった研修を再度実施する機会が2度ありました。(同じ研修を朝と夜にダブルヘッダー)
ブログに書いておいた前回終了直後の気づきを再掲載
- 研修デザインを当日アレンジした結果、大きな失敗を起こしてしまった
- いつもグループの人数を3〜5人でワークをやってたところ、6〜7人でやったらワークが機能しなかった
- 人数が増えたのに、ワークの時間を増やさなかったため、1つのワークに対する1人あたりの時間が不足していた
- 時間を伸ばすとワークの目的から外れてしまうと考えて元々のデザイン自体を変えずに実施してしまった
- スタート時に来てない人が、後から来るか来ないかわからない状態だと、スタート直後のワークが成立するようにグループを作ってしまう(ここが今回の失敗の起点)
- その時に欠席が多くなりそうと想定したのに結果全員来ると、グループ人数が想定よりも多い人数になってしまう(今回の状態)
- スタート時にグループに分かれて自己紹介からスタートしてしまうと、途中で組み替えしづらい(元々想定しておくべきだったか)
気づきを踏まえてどうしたかと言うと・・・元に戻しました。
当日のアレンジでグループワークの人数を増やしてしまったところに原因があったので、今日実施した際にはグループ人数を3〜4人で座ってもらいました。スタートに遅れる方が1,2名いたので、到着したら3人グループのテーブルに入れる状態にしました。(と言うか2回とも運良くそういう状態でした)
もうひとつアレンジを元に戻したのは、グループワークの説明時間を増やして、丁寧に説明していたところを元に戻しました。ワークが機能しなくなったときに私がとってしまった行動として、なんとかワークを成功してもらえるように丁寧に説明し、受講者に考えてもらう時間も増やしていました。グループ人数が多い状態で考えてもらってしまった結果、話し合いがまとまらず、ワークをさらに機能させなくなってしまうことになりました。そんなことをせずにグループの人数を減らせば良かったのに・・・実施中に気づかなかったのが非常に悔しいです。
ではなぜ気づかなかったのか?自分の中に問題があった・・・
それまでは上手くいっていた研修だったので、自分の中に過信があり「ワークは間違ってない」「自分が介入していけばなんとかできる」と思ってその場をかき回してしまっただけでした。視野が狭くなっていたんだなあと。。。
結果どうだったのか?・・・ワークは機能しました
アレンジしてしまったところを元に戻した結果、グループワークは機能して、研修成果にも繋がりました。無事に終わってとてもホッとしています。PDCA大事ですし、元々デザインをちゃんとやっておくことが大事ですね。デザインがあったから問題が起きたことに対して検証することができたわけです。
自分がパフォーマンスを発揮できる状態でいることは大前提
それともうひとつ影響があったなと思ったのは、自分のフィジカルとメンタルの状態です。昨日のブログに書きましたが、昨夜ここ最近のモヤモヤを聞いてもらってメンタル的にスッキリしている状態で今日を迎えられていました。フィジカル的にも先週よりは声が出るようになっていましたし、身体の重たさは少し緩和していました。
当たり前ですが、セルフマネジメントして、自分のメンタルとフィジカルを良い状態にしておくことは大前提ですね。
まだ咳が残ってるので全快までもう少しです。年末年始は静かにしていよう。
素敵な明日を