今日はピア・メンタリングの11回目でした。社外の皆さん7人と一緒に続けているこの活動ですが、いよいよラスト2です。(ピア・メンタリングは毎週1回、12週間続けて会って対話する活動です。詳しくは下部のリンク先へ)
価値と対価
今日はこんなことについてたくさん話していました。私の今の仕事は、企業内の人材開発部門で研修やワークショップの企画・設計・実施を行うのが主な仕事です。スタッフ部門、管理部門、間接部門、コストセンターなどと呼ばれる、直接売上・利益をあげない仕事です。
そんな私の仕事である、自社の社員向けに実施している研修を、社外の人たちに受講してもらったとしたら、いくらなのか?
これまでに様々な研修会社の様々な研修の見積りをもらったことがあるので、内容、時間、受講者数などの要素から、だいたいの相場価格は認識しています。
でも、それはあくまで相場価格であり、自分自身の提供するもの(価値)に対する対価って考えたらいくらなんだろう?いくらだったら受けに来てくれるのだろう?いくらだったら適正価格(安い・高い)と思ってくれるのだろう?そんなことをモヤモヤと思っていました。
メンバーの皆さんといろいろ話をしてみて思ったのは、この2つです。
- セールスやマーケティングなどビジネスの基本を改めて抑えておこう(対外的な実務はなくても知識の理解することはできる、社内業務でも意識できることはある)
- 実際にお金をもらって何かをやってみよう(何かをやってお金をもらってみよう)
対価をもらわずにやることのメリットとデメリット
私は自分にできることは周囲にどんどん提供してしまう傾向があると自覚しています。giverかtakerのどちらかと聞かれたら迷わずgiverと答えます。
「それ、お金もらえば?お金をもらっても良いんじゃない?」と周囲から指摘してもらえることがこれまでに何度かありました。ありがたいことです。
そんな私の思う対価をもらわないメリット・デメリットを書き出してみました。
対価をもらわずにやるメリット
- 自分のできることを周囲に知ってもらうちょっとした機会をつくりやすい
- 次のgiveが生まれる可能性が出てくる(返報性、互助のような)
- サービス提供を受けようと思うハードルが下がることで対象を広げる
対価をもらわずにやるデメリット
- 後々にお金をもらいづらくなるのではないか
- 無料だからこのくらいで良いかなと品質についてお互いに妥協してしまう
- サービス提供を受けようと思うハードルが下がることで本当に欲しい人ではない人も対象になってしまう
イベントでこちらが発信する情報が欲しい人だけを集めてやるために有料化するのはやってみようと思いました。
自分自身のポートフォリオはどうなっているか
価値の話から、自分が提供できることをポートフォリオにしていると言う話がありました。
ブログを書き続けていて、今できていないなあと思うのが、自分の投稿内容のカテゴライズです。自分の書いていることをカテゴライズしていくと、今の自分が持っているスキルや知識のポートフォリオになるんじゃないかなと。夏の間に時間を作って少しずつやっていこうと思います。
ピア・メンタリングについて知りたい方はこちらをご覧ください。
ピア・メンタリングとは何か?準備・実践方法 | ライフハッカー[日本版]
素敵な明日を